LINE有料化はいつから?月額290円・650円プランの内容を整理
「LINEが有料化されるらしい」と聞くと、毎日のメッセージや通話にも料金がかかるのではないかと心配になりますよね。
結論からいうと、LINEのトークや音声通話、ビデオ通話などの基本機能は、これまで通り無料で利用できます。
有料になるのは、スタンプ使い放題やアルバム機能の拡張などを追加できる、任意加入の「LYPプレミアム」です。
2026年7月には、月額290円のライトプランが新たに登場。
従来の月額650円プランは「スタンダードプラン」となり、目的に合わせて選べるようになりました。
「いつから有料になるのか」「290円と650円では何が違うのか」を順番に整理します。
LINE有料化はいつから始まる?
LINEそのものが有料化されるわけではありません。
2026年7月中旬以降に始まったのは、月額290円で追加特典を利用できる「LYPプレミアム ライトプラン エンジョイパック」です。
従来から提供されていたLYPプレミアムは、2026年6月22日から「スタンダードプラン」という名称に変更されました。
つまり、2026年7月から突然LINE全体に料金がかかるようになったわけではなく、有料オプションに安いプランが追加された形です。
整理すると、次のようになります。
| プラン | 月額料金 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| 無料版LINE | 0円 | トーク、音声通話、ビデオ通話など |
| ライトプラン | 290円 | LINE内の便利・カスタマイズ機能が中心 |
| スタンダードプラン | 650円 | LINE特典に加えてYahoo!関連特典なども利用可能 |
※料金はいずれも税込です。
名前やプランが増えたため、ニュースの見出しだけを見ると「LINEが有料になる」と受け取ってしまうのも無理はありません。
ただ、実際には無料版がなくなるのではなく、有料で選べる機能が増えたという話なのです。
月額290円のライトプランで何が使える?
月額290円のライトプランは、LINEでのコミュニケーションを少し便利にしたい人向けです。
主な特典は、次の4つです。
- 対象のLINEスタンプが使い放題
- アルバムに動画やオリジナル画質の写真を保存
- LINEアプリのアイコンをカスタマイズ
- LINE通話の着信音・呼出音を好きな音楽に設定
無料版のアルバムでは写真を共有できますが、ライトプランでは動画も保存できるようになります。
写真を圧縮せず、オリジナル画質のまま残せるのも大きな違いでしょう。
旅行や子どもの成長記録、イベントの写真などを家族や友人とLINEで共有している人には、使い道が分かりやすい特典です。
一方、スタンプをほとんど使わず、アルバムにも写真しか保存しない人にとっては、急いで加入する必要はありません。
月額290円は気軽に見える金額ですが、1年間利用すると3,480円になります。
安いかどうかではなく、4つの特典を日常的に使うかどうかで判断したほうがよさそうです。
なお、「LINEスタンプ プレミアム」の月間プランは、2026年9月以降、LYPプレミアムの各プランへ順次移行します。
ベーシックコースはライトプラン、デラックスコースはスタンダードプランへの移行が案内されています。
月額650円のスタンダードプランとの違い
月額650円のスタンダードプランは、ライトプランよりも対象範囲が広いプランです。
ライトプランがLINE内の機能を中心としているのに対し、スタンダードプランではLINE特典に加え、Yahoo!ショッピングなどの関連特典も利用できます。
違いを簡単に整理すると、次の通りです。
| 比較項目 | ライトプラン | スタンダードプラン |
|---|---|---|
| 月額料金 | 290円 | 650円 |
| 対象スタンプ使い放題 | 〇 | 〇 |
| アルバムの動画保存 | 〇 | 〇 |
| オリジナル画質の写真保存 | 〇 | 〇 |
| アプリアイコン変更 | 〇 | 〇 |
| 着信音・呼出音の設定 | 〇 | 〇 |
| Yahoo!関連特典 | 原則なし | あり |
| 秋以降の新しい便利機能 | 一部対象外の可能性 | 主な提供対象 |
ライトプランとの価格差は月額360円です。
LINEのスタンプやアルバム機能だけを使いたいなら、290円のプランで十分でしょう。
反対に、Yahoo!ショッピングを利用する機会が多く、買い物関連の特典まで活用できるなら、650円のスタンダードプランが候補になります。
また、ソフトバンクやワイモバイルの対象料金プランでは、LYPプレミアムの利用料が基本料金に含まれ、追加料金なしで利用できる場合があります。
知らずに別途申し込む前に、自分の携帯電話の契約内容を確認しておきたいところです。
Netflixを利用している人には、「LYPプレミアム with Netflix」というセットプランもあります。
Netflix単体と同額の月額890円から利用でき、Netflixの視聴に加えてLYPプレミアムの特典も付く仕組みです。
プランが多くて少し複雑ですが、選び方はシンプル。
LINEだけなら290円、Yahoo!関連特典まで使うなら650円と考えると分かりやすいでしょう。
無料のLINE機能は今まで通り使える?
無料ユーザーでも、LINEの基本機能は今まで通り利用できます。
代表的な無料機能は、次の通りです。
- 友だちとのメッセージ送受信
- グループトーク
- 音声通話
- ビデオ通話
- 写真や動画の送受信
- 通常のアルバム作成
- 無料スタンプの利用
LINEの公式アプリ案内でも、トーク、音声通話、ビデオ通話は無料で利用できる機能として紹介されています。
そのため、「課金しないと友だちにメッセージを送れなくなる」「無料通話が使えなくなる」といった変更ではありません。
有料会員との差がつくのは、主に保存方法やカスタマイズ、追加の便利機能です。
ここを混同すると、LINEを使い続けるだけで毎月290円や650円を請求されるように見えてしまいます。
しかし、LYPプレミアムは自分で申し込む任意のサービスです。
加入手続きをしなければ、有料プランの料金が自動的に発生するわけではありません。
今まで通りメッセージと通話ができれば十分という人は、無料のままで問題ないでしょう。
秋以降に追加される有料機能とは
2026年秋以降には、LYPプレミアム会員向けとして、LINEの新しい便利機能が順次提供される予定です。
発表されている主な機能には、次のようなものがあります。
- 送信したメッセージの編集
- 日時を指定したメッセージの予約送信
- 通話の録音と文字起こし
- 相手側の友だちリストからも自分を消せる新しいブロック機能
これらは2026年8月以降、「LINEラボ」で試験的に提供され、秋以降の正式提供が予定されています。主にスタンダードプラン向けの機能として紹介されています。
特に注目されそうなのが、メッセージ編集です。
誤字や送り先を間違えたとき、現在は送信を取り消して送り直す必要があります。
編集機能があれば、一定時間内に文章だけを修正できるため、仕事やグループLINEでも便利でしょう。
予約送信も、誕生日のメッセージや仕事の連絡を忘れたくない人には役立ちます。
通話の録音と文字起こしは、打ち合わせや大切な説明を後から確認したい場面で使えそうです。
便利なのは間違いありません。
ただ、これまで無料アプリとして使ってきた人ほど、「その機能まで有料なのか」と引っかかるかもしれませんね。
今回の変更で見えてきたのは、LINEが無料機能を一斉に有料へ変えるのではなく、基本機能は無料で残し、細かな不便を解消する機能を有料プランへ分ける方針です。
毎日の連絡手段としては、これまで通り無料。
そこへ少し便利さを足したい人だけが料金を払う。
「LINE有料化」という強い言葉より、実態はずっと選択制に近い仕組みです。
まとめ
「LINE有料化」という言葉だけを見ると、メッセージや通話まで有料になるように感じます。
しかし、実際に変わるのは追加機能を選べる有料プランの部分です。
トークや無料通話など、普段使っている基本機能はこれまで通り無料。
月額290円のライトプランは、スタンプやアルバム、着信音などLINE内の使い勝手を少し広げたい人向けです。
一方、月額650円のスタンダードプランは、Yahoo!関連の特典や秋以降の新機能まで含めて使いたい人に合います。
便利な機能が増えるほど魅力的に見えますが、毎月払う価値があるかは使い方次第。
今回の変更は、LINEが一斉に有料になる話ではなく、無料のまま使うか、便利さを追加するかを自分で選ぶ仕組みなのです。