コンビニの店内で、少年に見える人物がタバコを吸っている動画がSNSで拡散されています。

店の外でも喫煙スペースでもなく、商品が並ぶ店内。

しかも、動画に映る人物が20歳未満ではないかと見られたことで、「さすがにこれはダメだろう」と批判が広がりました。

ただ、気になるのは少年が誰なのかだけではありません。

店内喫煙そのものに加え、20歳未満だった場合の喫煙、商品への影響、そして迷惑行為を撮影してネットへ出す行動まで、いくつもの問題が重なっています。

 

一方で、少年の氏名や正確な年齢、店舗などを裏付ける公的な情報は確認されていません。

さらに、今回拡散されている主な映像については、2023年9月頃にすでに炎上した動画が再び広がっている可能性が高いとされています。

新しく撮影された映像なのかどうかは断定できないため、特定情報や未確認の噂とは切り離して見ていく必要があります。



コンビニでタバコを吸う少年は誰?

結論からいうと、動画に映っている少年の氏名や年齢など、本人を特定できる確かな情報は確認されていません。

引用元: ネットのホンモノ図鑑

SNSでは見た目から「未成年ではないか」「高校生くらいに見える」といった反応もありますが、映像だけで実年齢を断定することはできません。

まして、名前や学校、住所といった情報まで推測で結びつけるのは別の話です。

ネットでは炎上すると、行為そのものより先に「誰?」「どこの人?」へ関心が移ることがあります。

 

今回も、その流れが起きているように見えます。

ただ、本当に確認すべきなのは人物探しではなく、映像にある行為の何が問題なのかでしょう。

また、今回広がっている主な映像は、2023年9月頃にも同様に炎上した動画である可能性が高く、過去の映像が再び掘り起こされたとみられています。

とはいえ、新規撮影された別動画が混在している可能性までは否定できません。

少なくとも現時点では、「この人物は○○だ」と言える確かな材料はない状態です。



店内喫煙動画はなぜ炎上した?

批判が広がった一番分かりやすい理由は、コンビニの売り場で堂々と喫煙しているように見えることです。

コンビニを含む多くの施設では、健康増進法によって屋内が原則禁煙とされています。

つまり、「タバコを吸っている姿が感じ悪い」というマナーだけの話ではありません。

通常のコンビニ売り場は、自由にタバコを吸っていい場所ではないのです。

さらに動画では、周囲に商品が並んでいます。

ここがかなり大きい。

 

タバコの煙や臭いが商品につくことを嫌う人は当然いますし、火のついたタバコを商品棚の近くで扱っていれば、「商品は大丈夫なのか」と不安になる人も出てきます。

SNSでは「イキっているだけでは」「なぜわざわざ撮影するのか」といった趣旨の反応も見られます。

おそらく今回、人々が引っかかったのは喫煙そのものだけではないのでしょう。

他人も利用する店を、自分たちだけの遊び場のように扱っているように見えたこと。

そこが反発を強くしているように思います。

外でこっそり吸っていた、という話とは受け取られ方がまるで違うわけです。



20歳未満の喫煙は法律上どうなる?

動画の人物が実際に20歳未満かどうかは確認できていません。

ただし、仮に20歳未満だった場合、日本では法律で20歳未満の喫煙が禁止されています。

ここで少し分かりにくいのが、成人年齢との違いです。

2022年4月から民法上の成年年齢は18歳に引き下げられましたが、タバコを吸える年齢は現在も20歳以上のまま。

18歳や19歳で成人になっていても、喫煙してよいわけではありません。

一方で、20歳未満の本人にそのまま罰金が科される仕組みとは少し違います。

 

法律では、喫煙を知りながら制止しなかった親権者などについて科料の規定があります。

また、20歳未満が吸うと知りながらタバコを販売した者についても罰則があり、販売時には年齢確認が求められています。

さらに健康増進法では、喫煙可能な場所であっても20歳未満は立ち入ることができません。

つまり、仮に動画の人物が20歳未満だったとすれば、

「未成年っぽいのに吸っている」という見た目の違和感だけではなく、法律上も問題になる行為ということです。



商品への灰や店内喫煙で問われる問題

今回の動画については、商品に灰を落としているのではないかという指摘も出ています。

ただし、この点は映像の見え方による部分があり、実際に商品へ灰を落としたのか、商品が汚損したのかまでは確認できていません。

ここは断定できません。

とはいえ、もし商品を汚したり販売できない状態にしたりしていたのであれば、話は単なる喫煙マナーでは終わらなくなります。

店舗側に実際の損害が発生すれば、弁償などの問題につながる可能性もあります。

 

そもそもコンビニの店内は、知らない人同士が同じ商品や空間を共有する場所です。

そこへ煙が流れたり、火のついたタバコが商品に近づいたりすれば、「自分が買う商品にも影響しているのでは」と感じる人が出る。

これがかなり嫌なんですよね。

直接被害を受けていなくても、普段何気なく利用している場所の清潔さや安心感を壊された感覚が残ります。

だから、こうした動画は当事者と店舗だけの話で終わりにくい。

「自分がいつも買っている商品だったら」と考えた瞬間、一気に他人事ではなくなるわけです。



「また迷惑動画か」と批判が広がった背景

今回の動画への反応には、「またこういう動画か」という空気もあります。

しかも、今回拡散されている主な映像は2023年9月頃にも炎上した可能性が高いもの。

一度大きく批判された映像が、時間を置いて再び広がっているとすれば、SNS特有の怖さも見えてきます。

投稿した側にとっては過去の出来事でも、動画を初めて見た人にとっては「今日起きたこと」のように映るからです。

さらに、飲食店やコンビニなどで悪ふざけを撮影し、その映像がSNSで拡散される騒動は、これまでにも繰り返されてきました。

そのため新しい迷惑動画を見たとき、人はその一本だけを見ているわけではありません。

 

過去に見てきた似た騒動までまとめて思い出してしまう。

「またか」といううんざり感が乗るぶん、反応も強くなりやすいのでしょう。

そして、今回もう一つ目立つのが「なぜ撮るのか」という疑問です。

その場でふざけてしまうこと自体も問題ですが、昔なら仲間内だけで終わっていた行為を、自分たちで撮影してネットへ残してしまう。

そこには別の怖さがあります。

一度拡散されれば、元の投稿が消えても転載された映像が再び出てくることがあります。

今回のように数年前の動画が再浮上した可能性があるなら、まさにその典型でしょう。

その場では「仲間内でウケる」と思った数十秒でも、ネットに出れば文脈は消えます。

残るのは、店内でタバコを吸っている映像だけ。

ここに、撮った側と見た側の大きな温度差があります。

今回の件を「若者のマナーが悪くなった」で終わらせるのは少し違うと思います。

むしろ怖いのは、一瞬の悪ふざけが、何年たっても掘り起こされ、そのたびに新しい人の目に触れることです。

本人にとっては過去でも、ネットに残った映像には「もう終わった話」という感覚がありません。

だからこそ、店内喫煙という行為以上に、「なぜわざわざ撮って残したのか」という違和感まで消えないのでしょう。




まとめ

コンビニ店内でタバコを吸う少年の動画は、2023年9月頃に炎上した映像が再び拡散している可能性が高いとみられています。

少年の氏名や正確な年齢は確認されておらず、見た目だけで未成年と断定することはできません。

一方で、仮に20歳未満であれば喫煙自体が法律で禁止されており、店内喫煙や商品への影響も無視できない問題です。

それ以上に印象的なのは、数年前の映像でもSNSでは突然「現在の出来事」のように蘇ること。

その場では一瞬の悪ふざけでも、ネットに残れば何年後でも見知らぬ誰かの目に触れます。

今回の騒動は、迷惑行為そのものだけでなく、軽いノリで残した映像が時間を超えて本人を追いかける時代を改めて映し出しているのかもしれません。

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to-chan
元介護施設職員、現ブロガー、雨を愛する人 自動車好き、読書、光輝くもの好き 座右の銘:朱に交われば赤くなる 好きな四字熟語:一期一会