鬼越トマホークの良ちゃんが、アンジャッシュの渡部建に対してXで強い怒りをぶつけました。

投稿には「ゴミ」「クソ」など激しい言葉が並び、何があったのか気になった人も多かったはずです。

良ちゃんの説明では、渡部建側からYouTube出演の希望が伝えられたものの、話を進めたあとで出演を断られたことが怒りのきっかけでした。

ところが、渡部が所属するプロダクション人力舎は、渡部本人が出演を希望した事実も、一度決まった出演を断った事実もないと否定しています。

さらに、トークライブを制作する会社の代表が、確認不足と依頼方法の不手際を認めて謝罪しました。

つまり今回の騒動は、渡部と良ちゃんが直接やり取りした末に決裂したというより、間に入った人物の説明によって、双方が違う話を聞いていた可能性が高いのです。



良ちゃんが渡部建に激怒したきっかけ

良ちゃんが怒った直接のきっかけは、渡部建のYouTube出演をめぐる連絡でした。

良ちゃんは2026年7月8日未明にXを更新。

その説明によると、吉本興業の元先輩を通じて、渡部が8月22日のトークライブを告知するため、鬼越トマホークのYouTubeに出演したがっているとの連絡を受けたといいます。

良ちゃんは、個人的には出演を受けたいと考えながらも、会社やYouTubeの制作チームへの確認が必要だと説明。

さらに、宣伝目的の出演であれば、通常のゲスト出演ではなく案件として扱われ、受けられない場合もあると伝えたそうです。

ここまでは、芸能界では珍しくない調整に見えます。

 

問題はその後でした。

良ちゃん側が関係者と相談して出演を受ける方向へ進めたところ、渡部側から「やはり出演しない」という趣旨の返答が来たと、良ちゃんは受け取ったようです。

せっかく周囲に確認し、受け入れるために動いたのに、最後は一方的に断られた。

 

しかも、最初に出演を希望したのは渡部側だと聞かされていたわけです。

それなら、「こちらを値踏みしたうえで断ったのか」と感じても不思議ではありません。

良ちゃんが引っかかったのは、出演がなくなったこと自体ではなく、頼んできた側に振り回されたように見えたことだったのでしょう。



渡部建への投稿はどんな内容だった?

良ちゃんの投稿は、かなり刺激の強いものでした。

渡部に対して「いつまでゴミなんだ」と書き出し、後輩を値踏みできる立場なのかと批判。

さらに「気分が悪い」「反省ビジネスの守銭奴」といった趣旨の表現も使い、過去の不祥事後の活動姿勢にまで言及しています。

単なる出演交渉への不満を超え、渡部の人格や芸能活動そのものを否定するような内容でした。

引用元: 鬼越トマホーク 良ちゃんのX

鬼越トマホークといえば、相手の痛いところを突く毒舌やケンカ芸で知られています。

そのため、当初は本気の怒りなのか、渡部のトークライブを宣伝するための大掛かりなネタなのか、受け取り方も分かれました。

実際、良ちゃんの投稿にはトークライブの日程なども書かれていたため、「怒っているように見せて宣伝しているのでは」という見方も出ています。

ただ、今回の投稿をすべて芸風で片づけるのは難しいでしょう。

良ちゃんは、自分だけでなく会社やYouTubeチームまで動かしたあとに断られたと認識していました。

その認識が事実なら、怒る理由そのものは分かります。

一方で、事実関係が確認できていない段階で、影響力のあるアカウントから相手を激しい言葉で批判すれば、その言葉だけが一人歩きします。

しかも渡部には過去のスキャンダルで作られた強いイメージがあります。

「渡部なら、そのくらいの失礼なことをしそうだ」

そう感じる人が一定数いれば、細かな経緯を確かめる前に、良ちゃん側の説明がもっともらしい物語として広がってしまうんですよね。

今回の投稿が急速に拡散した背景には、内容の強さだけでなく、渡部に対してすでに作られていた世間の印象もあったように見えます。



人力舎が事実と異なると反論

良ちゃんの投稿に対し、渡部が所属するプロダクション人力舎は2026年7月10日、公式サイトで声明を発表しました。

人力舎によると、投稿には、渡部が動画チャンネルへの出演を自ら希望して連絡し、その後一方的に出演を断ったように書かれているものの、そのような事実はないとのことです。

今回の話は、渡部や人力舎が関与していないところで、第三者から出演の打診が行われたことが始まりだったと説明。

渡部本人が出演を希望した事実も、人力舎が出演を了承した事実もないと否定しました。

さらに、投稿には事実と異なる内容だけでなく、渡部の人格を著しく傷つける表現が繰り返されているとして、到底看過できないとの姿勢を示しています。

これで、良ちゃんの説明と人力舎の説明は真っ向から食い違う形になりました。

良ちゃんは、渡部側から出演したいと連絡が来たと認識していた。

一方、人力舎は、渡部本人も事務所も出演を希望していないと説明している。

どちらかが最初から事実ではない話をしていたのでしょうか。

その可能性を考える前に見るべきなのが、両者の間に入っていた制作会社の存在です。

今回の経緯を見る限り、良ちゃんが架空の話を作ったというより、第三者から渡部本人の希望であるかのように伝えられ、それを事実だと受け取ったと考える方が自然でしょう。

良ちゃんに見えていたのは、「渡部が出演したいと言ってきたのに断った」という流れ。

人力舎に見えていたのは、「確認していない段階で出演交渉が進み、突然SNSで渡部が批判された」という流れです。

同じ出来事でも、入口で渡された説明が違えば、見える景色はまったく変わります。



制作会社の謝罪で見えた食い違い

人力舎の声明が出た同じ7月10日、渡部のトークライブ「渡部59秒」を制作する株式会社OMIYAGEの宮地謙典代表がXで謝罪しました。

宮地代表は、トークライブの告知を兼ねた番組出演の依頼について、自身の確認不足と依頼方法に重大な不手際があったと説明。

鬼越トマホーク、渡部、人力舎などの関係者に迷惑をかけたことを謝罪し、今回の件は「すべて私の責任」と述べています。

この謝罪によって、食い違いが生まれた理由はかなり見えやすくなりました。

渡部本人や人力舎から正式な了承を得る前に、制作会社側が出演の打診を進めてしまった。

その際、良ちゃん側には「渡部が出演を希望している」というニュアンスで伝わった可能性があります。

その後、渡部側の意向を確認した結果、出演しないことになった。

良ちゃんから見れば、一度頼んできた渡部が断ったように見えます。

しかし渡部から見れば、自分が正式に頼んでもいない出演話を理由に、突然SNS上で激しく批判されたことになる。

これでは、話がかみ合うはずがありません。

今回の騒動の中心にあったのは、出演を断ったことではなく、誰の意思として依頼を伝えたのかという確認不足でした。

もちろん、制作会社側の不手際があったからといって、良ちゃんの激しい表現がすべて正当化されるわけではありません。

怒りの前提になった情報が間違っていた以上、渡部への人格攻撃は別の問題として残ります。

一方で、良ちゃんだけが何の理由もなく突然怒り出したわけでもありません。

本人は、渡部から出演依頼を受け、それに応えるため周囲を動かした末に断られたと信じていたからです。

今回の一件は、誰か一人の性格の悪さだけで説明できる話ではありません。

確認されていない依頼が本人の希望として伝わり、怒りがSNSで公開され、渡部の過去のイメージと結びついて一気に拡散した。

伝言ゲームの小さなズレが、SNSでは人格をめぐる大きな騒動へ変わってしまいます。

最初に必要だったのは、強い言葉でも反論でもありません。

「そもそも、渡部本人が本当に出演したいと言ったのか」という、たった一つの確認だったのでしょう。



まとめ

今回の騒動は、渡部建が出演を希望したのか、誰がどの段階で話を進めたのかという認識のズレから始まりました。

良ちゃんは、自分たちが受け入れるために動いたあとで断られたと受け取り、強い言葉で不満を表明。

しかし人力舎は、その前提となる事実を否定し、制作会社側も確認不足と依頼方法の不手際を認めています。

ただの出演キャンセルに見えた話が、伝言の食い違いと渡部への既存イメージによって、人格をめぐる騒動へ変わってしまった形です。

感情が先に広がるSNSでは、最初の小さな確認不足が、当事者の意図を離れて大きな物語になってしまうことがあります。

ABOUT ME
to-chan
元介護施設職員、現ブロガー、雨を愛する人 自動車好き、読書、光輝くもの好き 座右の銘:朱に交われば赤くなる 好きな四字熟語:一期一会