元BIGBANGスンリは何した?特殊暴行で告訴された理由と酒瓶騒動の経緯
韓国の人気グループ「BIGBANG」の元メンバー、V.Iことイ・スンヒョン氏が、特殊暴行の疑いで告訴されたことが明らかになりました。
「酒瓶で相手を殴ったの?」
「また事件を起こしたということ?」
そんな疑問が広がっていますが、結論からいうと、暴行したと確定したわけではありません。
警察はまだ告訴人への事情聴取を行っておらず、捜査は始まったばかりです。
イ・スンヒョン氏も、酒瓶を持ったことは認める一方で、振り回したり相手を威嚇したりした事実はないと否定しています。
今回は何があったのか、特殊暴行とはどのような容疑なのか、本人側の説明とあわせて整理します。
元BIGBANGスンリは何した?特殊暴行の疑いで告訴
2026年9月10日、韓国メディアは、イ・スンヒョン氏が特殊暴行の疑いで告訴されたと報じました。
報道によると、ソウル江南警察署は2026年8月26日頃、イ・スンヒョン氏を処罰してほしいという内容の告訴状を受理しています。
告訴状には、ソウル市江南区にある飲食店で、イ・スンヒョン氏が30代男性A氏とトラブルになり、暴行したという内容が書かれているとされています。
一方、警察関係者は、告訴人への事情聴取もまだ行われていない段階だと説明しています。
つまり現時点では、A氏が警察に被害を訴えたという段階です。
イ・スンヒョン氏の暴行が、事実として認定されたわけではありません。
トラブルの原因は「相席問題」だった?
イ・スンヒョン氏は2026年9月10日の韓国メディアの取材に対し、トラブルが起きたのは8月8日の午前だったと説明しています。
当時、イ・スンヒョン氏は江南区の飲食店で、知人2人と食事をしていたそうです。
その際、別のテーブルにいたA氏と「相席問題」をめぐって揉め事になったとしています。
さらにA氏から、事業のアイデアを聞いてほしいと求められたものの、何度も断ったというのが本人側の説明です。
そのやり取りのなかで、双方の間にいざこざが起きたとされています。
ただし、これはあくまでイ・スンヒョン氏側の主張です。
A氏が当時の状況をどのように説明しているのかは、詳しく明らかになっていません。
酒瓶を持ったことは認めるも暴行は否定
今回の騒動で、とくに注目されているのが、イ・スンヒョン氏が酒瓶を持っていたという点です。
本人は、A氏と同席しない意思を示すなかで、酒瓶を持ったこと自体は認めています。
しかし、次のような行為については否定しています。
- 酒瓶を振り回す
- 酒瓶を使って威嚇する
- 酒瓶で相手を殴る
つまり、「酒瓶を持った」という部分では双方の話に関係するものの、その酒瓶をどのように扱ったのかが大きな争点になりそうです。
店内の防犯カメラ映像や、その場にいた人たちの証言が重要になると考えられます。
特殊暴行とはどんな罪?
韓国刑法の「特殊暴行」は、一般的な暴行よりも重く扱われる犯罪です。
韓国刑法第261条では、おもに次のような場合が特殊暴行にあたるとされています。
- 団体や複数人の力を利用して暴行した場合
- 危険な物を持った状態で暴行した場合
酒瓶も、使い方や当時の状況によっては「危険な物」と判断される可能性があります。
特殊暴行の法定刑は、5年以下の懲役、または1000万ウォン以下の罰金です。
ただし、酒瓶を持っていただけで、すぐに特殊暴行が成立するとは限りません。
持ち方や相手との距離、威嚇する動きがあったのかなど、当時の細かな状況を調べる必要があります。
騒動後に一緒に飲み連絡先も交換?
イ・スンヒョン氏の説明によると、いざこざのあとにはA氏と同じ席に座り、話をしながら酒を飲んだといいます。
さらに、別れる際には連絡先を交換し、その後もメールでやり取りをしていたそうです。
そのため本人は、あとになって告訴されたことに戸惑っていると話しています。
イ・スンヒョン氏側は、証拠として次のものを確保していると主張しています。
- A氏と交わしたメール
- 店内の防犯カメラ映像
- 店員の証言
- バレー運転手の証言
同席していた知人たちも告訴されたとして、今後は誣告罪による反訴も検討しているとのことです。
ただし、これらの証拠の内容や、警察がどのように評価しているのかは確認できません。
誣告罪で実際に反訴したという事実もなく、現時点では検討中の段階です。
過去にはバーニング・サン事件で実刑判決
イ・スンヒョン氏は2006年、BIGBANGのメンバーとしてデビューしました。
日本では「V.I」、韓国では「スンリ」の名前で活動し、グループの人気を支えたメンバーのひとりです。
しかし、2019年にクラブ「バーニング・サン」をめぐる一連の問題が広がり、BIGBANGを脱退して芸能界からも引退しました。
その後、売春あっせんや常習賭博、業務上横領、特殊暴行教唆など、あわせて9つの罪で起訴されています。
2022年5月には懲役1年6カ月の実刑判決が確定。
2023年2月に刑期を終えて出所しました。
今回の告訴は、過去のバーニング・サン事件とは別の出来事です。
ただ、過去にも特殊暴行に関係する罪で有罪判決を受けているため、今回の報道が大きな注目を集める結果となりました。
今後の捜査では何が調べられる?
今後は、警察が告訴したA氏やイ・スンヒョン氏、当時店にいた関係者から話を聞くとみられます。
とくに焦点となるのは、次の3点です。
- イ・スンヒョン氏がA氏に暴力を振るったのか
- 酒瓶を使って威嚇する行動があったのか
- 防犯カメラ映像や目撃証言が双方の説明と一致するのか
事件後に一緒に酒を飲み、メールを交わしていたという事実が確認されたとしても、それだけで暴行の有無が決まるわけではありません。
告訴したA氏とイ・スンヒョン氏側の説明には食い違いがあるため、警察は前後の状況を含めて詳しく調べることになります。
まとめ
元BIGBANGのスンリことイ・スンヒョン氏は、江南区の飲食店で30代男性に暴行したとして、特殊暴行の疑いで告訴されました。
本人は酒瓶を持ったことは認めていますが、振り回したり威嚇したりしたことはないと否定しています。
さらに、いざこざのあとにはA氏と一緒に酒を飲み、連絡先を交換したとも説明しています。
一方、警察は告訴人への事情聴取もまだ行っておらず、捜査は初期段階です。
防犯カメラ映像や店員の証言、事件後のメールが重要な材料になりそうですが、その内容は確認できません。
現時点で「酒瓶で殴った」「特殊暴行が成立した」と断定することはできず、今後の警察発表を待つ必要があります。