現在、NBA挑戦中でプレシーズンマッチで活躍中の河村勇輝だが、グリズリーズレジェンド、トニー・アレンが河村にニックネームをつけたことが話題になっていた。
「ジャパニーズ・チョコレート」とはどこから来たものなのか?
ジェイソン・ウィリアムズからのインスパイアとしているがどういうことなのか?気になったので調べてみました。
ジャパニーズ・チョコレートの語源
トニー・アレンが河村勇輝に対して「ジャパニーズ・チョコレート」というニックネームをつけたことが話題になっていた。
ジェイソン・ウィリアムズからのインスパイアということだが、ジェイソン・ウイリアムズとは誰だと思った。
ジェイソン・ウィリアムス:1975年生 出身:アメリカ
バスケットボール界において特異な存在感を放つ選手として知られています。
彼はその独特なプレースタイルとトリッキーな技術で、観客を魅了し続けました。
ウィリアムスは、白人でありながら黒人選手のようなダイナミックなプレーを展開していました。
彼のプレースタイルは、バスケットボールの枠を超えたエンターテインメント性を持ち、観客に強い印象を与えました。
ニックネーム:「ホワイト・チョコレート」
少し前の選手だが、プレースタイルが確かに河村勇輝と似ている気がしました。
確かにこの人のプレーはエンタメ性が高いという言葉がしっくりくる。しかも河村勇輝はこのニックネームを継承するに値したということでしょう。
いや、素晴らしい!若干23歳の日本の若武者があのNBAの舞台に挑戦しているところでこんなニックネームをつけていただけるなんて!奇跡以外なんという。
しかし河村勇輝の努力がこの舞台に立たせようとしていることも確かなことです。
NBAの舞台まで駆け上がる姿を見届けましょう。
プレースタイルへの影響
河村勇輝は、NBAの伝説的なポイントガード、ジェイソン・ウィリアムズのプレースタイルに強く影響を受けています。
ウィリアムズの映像から学んだノールックパスや予測不可能なプレーを積極的に取り入れています。
特に、河村勇輝の代名詞でもある「ノールックパス」は相手ディフェンスを混乱させる効果があり、河村のアシスト数を増加させる要因となっています。
引用元:NBA日本公式Instagram
トニー・アレンがグリズリーズのプレシーズンマッチを観戦した時のコメントに「彼はコートでリズムを持ってプレーしているじゃないか。彼には本当にリズムがあるんだ」と言っていました。
彼のノールックパスや予測不可能なプレーは、試合中に観客を驚かせる瞬間を生み出しています。
これは単なる得点を超え、チーム全体の流れを変える力を持っているため、今後の成長が非常に楽しみです。
河村勇輝の今後は?
河村勇輝は、メンフィス・グリズリーズとエグジビット10契約を結び、NBAへの挑戦を本格的にスタートさせました。
この契約は、選手がNBAチームのトレーニングキャンプに参加する機会を提供するもので、無保証の契約です。
そのため選手は自らの実力をこのトレーニングキャンプで証明する必要があります。
プレシーズンとはいえ、10月12日(日本時間13日)のシカゴ・ブルズ戦ではチーム最多の8アシストを決めました。
翌14日(同15日)のインディアナ・ペイサーズ戦では3本の3ポイントシュートを決めて自己最多の10得点、7アシストをマークするなど、印象的な活躍を続けています。
NBA選手としては破格に小柄な、身長172cmというスピードスターはメンフィスのファン、関係者に力を認められてきた印象がありますが、本契約までは気が抜けないのもまたNBAなのです。
彼は稀有なパス能力でチームにインパクトを与えています。
見事なノールックパスでジェイ・ハフ、ザック・イディーといったビッグマンたちの得点を演出し、ファンを喜ばせるシーンもありました。
ユウキのパススキル、センスは今後グリズリーズを助けられると思います。
メンフィスのファンも「河村勇輝選手にチャンスを与えるべきだ」と言い始めています。
正直、まだNBAレベルでの得点力には不安がありますが、グリズリーズでプレーするのであれば、ユウキが得点する必要はないのかもしれません。
プレシーズンのブルズ戦ではフリースロー2本による2得点に終わりましたが、ハフ、ジェイレン・ウェルズといった同僚たちの力を引き出し、得点を稼がせていました。
パスを安定的に供給できるのであれば、チームメイト、ファンはユウキに好印象を持ち続けると考えます。
河村勇輝の代名詞でもあるノールックパスやトリッキーなプレイで相手チームや観客さえも欺くことができれば、NBAへの道はグッと近くなると思います。
まとめ
今回、河村勇輝のニックネームが「ジャパニーズ・チョコレート」とつけられたことについて調べてみました。
ジェイソン・ウイリアムズという偉大なNBA選手の「ホワイト・チョコレート」というニックネームから引用してのことでした。
プレースタイルが本当にそっくりというか、河村勇輝がジェイソン・ウイリアムズのプレーに憧れて真似ていたということもこのニックネームがついた理由でもあると思いました。
河村勇輝選手が4人目の日本NBAプレイヤーとしてコートに立てることを願って応援していきたいと思います。
追加情報
2024年10月20日 河村勇輝選手がメンフィス・グリズリーズと2ウェイ契約を結びました。
河村勇輝選手のNBA(夢)への挑戦が始まりました。このまま突き進んでいって欲しいと思います。
『河村勇輝、NBA挑戦編始まる。』
NBA Rakutenは、2024年10月20日にメンフィス・グリズリーズと2ウェイ契約を結んだ河村勇輝選手の夢へのチャレンジを応援します。https://t.co/YHvSzswGec pic.twitter.com/48jyRhZmny
— NBA Japan (@NBAJPN) October 22, 2024
引用元:NBA Japan