たくろう赤木のつかみが天才すぎる?奇抜な自己紹介が話題に!
漫才が始まる前の、たった一言。
それだけで会場の空気を一変させてしまう男がいます。
その“つかみ”を武器に、今じわじわと注目を集めているのが、「たくろう」の赤木です。

毎回異なる、ちょっと変わった自己紹介。
聞くたびに「なんでそれ!?」と笑ってしまった人、きっと多いはず。
クセになるあの妙なリズムと間合い、気づけば耳に残っていた…なんてこともあるのでは?
M-1決勝という大舞台でも、彼の“つかみ”はしっかりと炸裂しました。
単なる笑いを取るだけじゃない、計算された戦略のような鋭ささえ感じる一言。
なぜあの発想が生まれるのか?
どうして、あんなにも人を惹きつけるのか?
その“妙な魅力”の正体に、ちょっとだけ踏み込んでみましょう。
たくろう赤木の“つかみ”が天才と話題に
「たくろうって誰?」
「なんであんなに笑ったんだろう?」
2025年12月。
M-1グランプリ決勝戦で、一発で爪痕を残したお笑いコンビ「たくろう」。
そのネタの幕開けで、ボケ担当・赤木裕が放った“つかみ”が、会場中を爆笑の渦に巻き込みました。
“つかみ”とは、漫才の冒頭で観客の心を一気につかむ一言のこと。
芸人にとっては、笑いへの流れを決定づけるまさに勝負どころといっていいでしょう。
たくろうのスタイルは、少し変わっています。
ツッコミのきむらバンドが「メガネでパーマのきむらバンドと」と名乗った直後。
赤木が“予想を裏切るあだ名”で自己紹介するのが、お決まりの流れです。
たとえば――
「たけのこ泥棒 赤木です」
「みどりの窓口 赤木です」
「高速道路の渋滞 赤木です」
その他に「つかみ」をまとめてくれていました。
たくろうの好きなつかみ
・ 元サイコパスの赤木です
・ みどりの窓口、赤木です
・ 体調不良の赤木です
・ わずかな希望、赤木です
・ 早寝で早起きの赤木です
・ 群馬の英雄、赤木です
・ 元ナイスガイの赤木です
・ トルコの変態、赤木です
・ 大根泥棒、赤木です
・ タケノコ泥棒、赤木です— Maco (@Maco51522710) December 21, 2025
引用元:MacoのX
意味は正直よくわからない。
それでもなぜか笑ってしまう不思議な感覚。
この独特すぎるセンスが、SNSを中心に一気に拡散されました。
M-1の決勝でも、この“つかみ”は見事に炸裂。
審査員たちも思わず吹き出し、初出場とは思えない存在感を示しました。
ベテラン勢にも引けを取らず、確かな爪痕を残した瞬間です。
「つかみだけで笑ったの、久々かも」
「あの自己紹介のセンス、ガチで天才」
「意味不明なのに面白いって、逆にすごいよね」
そんな声がネット上に次々と投稿されました。
気づけば“赤木のつかみ”は、たくろうを象徴する代名詞のような存在に。
いまや「今日は赤木が何を名乗るのか?」。
それ自体が、ちょっとした楽しみになっているともいわれています。
初の決勝進出で、ここまで話題になる芸人は決して多くありません。
たくろうが一気にスポットライトを浴びた背景には、この天才的とも言える“つかみ”がありました。
独特の空気感と、どこか憎めない人間味。
赤木というキャラクターが、たくろうを唯一無二の存在へと押し上げているのです。
赤木の奇抜な自己紹介が爆笑必至
たくろうのボケ担当・赤木裕が披露する自己紹介。
これがいま、爆笑の渦を巻き起こしているのをご存じでしょうか。
一言で表すなら「奇抜でシュール」。
ただ、それだけでは語りきれない独特の魅力があるのです。
漫才の冒頭。
ツッコミのきむらバンドが「メガネでパーマのきむらバンドと」と名乗った直後。
赤木が真顔で返すのは、毎回まったく予測不能な謎のあだ名です。
たとえば――
「たけのこ泥棒 赤木です」
「みどりの窓口 赤木です」
「高速道路の渋滞 赤木です」
こんな一言が飛び出した瞬間、客席は一気に爆笑モード。
「えっ、何それ?」と思う間もなく、条件反射のように笑ってしまう。
考える隙を与えずに笑わせる、非常に高度なテクニックといえるでしょう。
私が個人的に1番好きなたくろうのつかみは、
「モグラの親分赤木です」— とん (@Yh4zRa) December 21, 2025
引用元:とんのX
実はこの“つかみ”、ただの思いつきではありません。
赤木のボケは、緻密に計算されたセンスの塊なのです。
注目すべきは、選ばれるワード。
どれも「どこかで見たことはあるけれど、名乗る人はいないもの」ばかり。
絶妙な生活感と、名前にしてはいけない感じのギャップ。
このちぐはぐな違和感が、脳をくすぐります。
そして忘れてはいけないのが、赤木の表情。
あれほど突飛なボケをしているのに、表情は終始真顔。
ボケているようで、ボケていないフリをしている。
その温度差のギャップが、じわじわと笑いを誘うのです。
さらに驚かされるのが、同じ自己紹介をほとんど二度と使わないこと。
その日、その瞬間だけの“赤木”が毎回登場します。
観客の期待は、もはやネタの中身よりも「今日の赤木は何になるのか」に向いているほど。
ここまでくると、自己紹介という枠を超えた名乗り芸。
ひとつの芸として成立していると言っても、決して大げさではありません。
👑M-1グランプリ2025
優勝はたくろう❗️
史上最多1万1521組の頂点にhttps://t.co/NoUFyi5ZuF#M1グランプリ #M1 @M1GRANDPRIX pic.twitter.com/I3dSZ0tBH7— オリコンニュース (@oricon) December 21, 2025
引用元:オリコンニュース公式X
赤木本人は、決して派手なキャラクターではありません。
むしろ少しテンパりがちで、不器用で人間くさい印象。
だからこそ、あの自己紹介がより強く際立ちます。
「なんか変だけど、妙に気になる」。
「意味わかんないのに、クセになる」。
そんな声が多く上がるのも、納得ではないでしょうか。
くだらないのに、センスがある。
シンプルなのに、奥が深い。
一度見たら忘れられない、たくろう赤木の自己紹介芸。
それがいま、多くの人に「爆笑必至」と言われている理由なのです。
たくろうはつかみ集見た時から好きだったけどここまではねるとは思わなかった
— カマクラ (@kamakura_0765) December 21, 2025
引用元: カマクラのX
たくろうのつかみがM-1優勝の鍵
2025年12月21日。
M-1グランプリ決勝の舞台で、たくろうがまさかの頂点に立ちました。
初の決勝進出で、いきなりの優勝。
まさに伏兵による大逆転劇だったと言っていいでしょう。
今年のエントリー数は、過去最多となる11,521組。
その中で、ほぼ無名に近かったたくろうが頂点に立った事実。
これは快挙としか言いようがありません。
そして、その快進撃を象徴する存在。
それが――冒頭の「つかみ」でした。
たくろうが決勝で披露したのは、「ボクシングのリングアナウンサー」をテーマにした漫才。
テンポや構成力の高さも光っていました。
しかし、それ以上に観客を一気に引き込んだのが、赤木の奇抜すぎる自己紹介だったのです。
ネタの冒頭。
きむらバンドが「メガネでパーマのきむらバンドと」と名乗った直後。
赤木が放った「〇〇 赤木です」という一言で、会場は爆笑の渦に包まれました。
M-1決勝という舞台は、観客も審査員も自然と緊張感に包まれがち。
そんな空気の中で、本当に笑いを起こすのは簡単ではありません。
それにもかかわらず、赤木の“つかみ”はわずか数秒で空気を180度変えてみせたのです。
まさにアイスブレイクの極み。
そう言いたくなる瞬間でした。
発したのは「元サイコパスの赤木です」
この「つかみ」で会場の空気は一気にほぐれました。
観客は「もう笑っていいんだ」と無意識に安心する。
その結果、ネタ本編もスムーズに進み、自然と笑いの連鎖が生まれていったのです。
しかも、赤木の“つかみ”は単なるボケではありません。
ネタ全体を機能させるための、導入装置として完璧に設計された一手でした。
さらに注目すべきなのが、その独自性。
他のコンビにはない、誰もやっていない自己紹介。
人を傷つけることもなく、意味不明なのに笑えてしまう。
シュールなのに、どこか親しみやすい。
この絶妙なバランス感覚が、幅広い世代の心をつかんだのではないでしょうか。
最終決戦では、エバース、ドンデコルテとの三つ巴の争いに勝利。
審査員9人中8人の票を集め、たくろうは第21代M-1王者に輝きました。
もちろん、ネタ全体の完成度や構成力も高く評価されています。
それでも、勝因のひとつとして外せないのが、赤木の“つかみ”だったことは間違いありません。
たくろう公式がつかみ集だしたぞ!!!!!!!!!!! pic.twitter.com/UNZv496OTV
— 秋匁 (@amesikou125) December 21, 2025
引用元:秋匁のX
あの数秒の爆笑が、すべての流れを作った。
そう考えると、「つかみ」がM-1優勝の鍵だった。
そう言っても、決して過言ではないでしょう。
まとめ
たくろうという名前を見かけるたび、
つい**あの独特すぎる“つかみ”が頭をよぎる**――そんな人、きっと多いはずです。
一見すると何気ないひと言。
でもその裏には、**緻密な観察眼と、他にない感性**が息づいている。
赤木のスタイルは、一度知ってしまうともう忘れられません。
笑いの“王道”から少しズレているように見えて、
実はしっかり**ツボを突いてくる言葉選び**。
意味がわからないのに、なぜか刺さる。
そんな不思議な中毒性があります。
これからも、たくろうはきっと毎回ちがう“入り口”を見せてくれるはず。
大げさに期待するでもなく、でもどこかそっとワクワクしている――
そんな距離感で、**彼らの一言目を待ちたくなる芸人**です。