外食大手のすかいらーくホールディングスが、「資さんうどん」(すけさんうどん)を展開する資さん(北九州市)を240億円で買収し、株式取得の手続きは10月に完了するというニュースがありました。
すかいらーくのノウハウを活用し、「資さんうどん」の全国展開を加速する狙いがあるとしてるそうです。
ということは「資さんうどん」のぼた餅が全国で食べられるかも?と思い調べてみました。
すかいらーくのメニューにはならない!
すかいらーくは、九州を中心に展開する「資さんうどん」を240億円で買収しました。
この買収により、すかいらーくは資さんうどんの全株式を取得し、完全子会社化を進めています。
この買収の目的は、「資さんうどん」の全国展開を加速させることです。
ということは「資さんうどん」の屋号がそのままで人気のぼた餅もそのままということです。
すかいらーくの広範な店舗ネットワークを活用し、「資さんうどん」の知名度を全国的に高めることを目指しています。
すかいらーくは、「資さんうどん」の成長を支えるために、自社の経営資源を活用することにより、効率的な運営と迅速な事業展開を実現し、「資さんうどん」のブランド価値を高めることを狙っています。
資さんうどんとは?
そもそも「資さんうどん」は1976年に北九州市発の「うどんチェーン店」で、現在は九州全7県と山口県、岡山県、大阪府、兵庫県の1府10県で72店舗を展開しています。
なので関西より東の地域にお住まいの方々には全く縁のないうどん屋さんです。
北九州市が発祥ということで、特に福岡県では人気があります。福岡県はとんこつラーメンのイメージがありますが、福岡出身芸人の博多花丸大吉が言っていたと思いますが、うどん屋が地元では人気があります。(同じ小麦粉を使った物だからかな?)
「資さんうどん」の人気メニューは色々あるのですが、特に人気なのが「ぼた餅」です。
ぼた餅は、北海道産小豆を使用した餡子と国産の餅米を用い、毎日店舗で手作りされています。
その絶妙な甘さと塩気のバランスが、北九州のソウルフードとして親しまれ地元の人々にとって、日常の食事から特別な日まで、欠かせない存在となって、多くの人々に愛されています。
因みにうどんの人気No.1は肉ごぼう天うどんですね。これは外せません。
引用元:資さんうどん (一番人気のごぼう天うどん♪)
このごぼう天は大きくて噛みごたえがありますよ。笑いが出るくらい大きいです。
なぜ、全国展開しようとしたのか?
すかいらーくといえば「ガスト」が有名なファミレスですが、グループ会社では飲食店を多角的に展開しています。
しかしうどん屋に関しては展開していなかったので今回の買収に至りました。
うどんというと「丸亀製麺」が全国展開していますが、そこの売上を取りに行ったものと考えます。
「資さんうどん」の出店形態として郊外店が多く駐車スペースの確保が容易なところもファミレスからの業態転換がし易いのも決め手になったようです。
確かに郊外に駐車スペースがある店舗ばかりのイメージなので、提供するものを変えれば流用もし易いのは納得のところです。
今後の展開
九州を中心に展開するうどんチェーン「資さんうどん」が関東に初出店する予定があります。
2024年冬に関東1号店となる「八千代店」(千葉県)、2025年初頭に「両国店」(東京都)をオープンします。
今後も関東地域の1都3県を中心に店舗展開を目指すようです。
今年の冬ですね~期待してお待ち下さい。
まとめ
今回「資さんうどん」をすかいらーくグループが買収することで資さんうどんの人気メニューであるぼた餅がガストのメニューになるのか?調べたら屋号はそのままで全国展開していくということが分かりました。
九州で長年親しまれた味を九州を離れた方々や、興味があって「食べてみたいけど遠いから無理だな?」と思った方の近くに店舗があることで今後親しまれるようになると思います。
一度食べていただくことで「皆さんの資さんうどん」になることが予想されました。(期待も込めて!)コロナ禍も一応終わり、これから飲食業界も活気が出てくることで日本も元気になっていって欲しいと思います。
その一旦を「資さんうどん」が担うのではないかと考えます。
「資さんうどん」に行った際はぜひ「ぼた餅」も合わせて注文してその味を確認していただきたいと思います。