小泉進次郎はなぜ英語で話さない?総裁選で露呈した実力とは!

 

小泉進次郎
引用元:読売新聞オンライン

「英語ができるはずなのに、なぜ話さない?」

コロンビア大学出身で知られる小泉進次郎氏が、総裁選の討論会で英語の質問にあえて日本語で答えた選択が、波紋を広げています。

政治家にとって「語学力」はどこまで必要なのか。そして、話さないことで浮かび上がった“実力”とは?

見えにくい彼の本当の評価が、思わぬところで透けてきました。

表向きのイメージとは少し違う一面に、触れてみませんか?

 

小泉進次郎の英語力とは?

 

コロンビア大学
引用元:NHKニュース

小泉進次郎さんといえば、コロンビア大学大学院を卒業したエリート政治家というイメージを持つ人も多いでしょう。

しかもあのコロンビア大学ですよ?アメリカの名門校。

英語力も相当なレベルだと思いきや、「あれ?意外と話してない?」と感じた人も少なくないはずです。

 

では実際のところ、小泉進次郎さんの英語力はどのくらいなのか?と思っています。

表面だけでは分からないその実力を、学歴や留学歴、公の場での発言をもとに掘り下げていきます。

まず、彼の英語の基盤をつくったのは、アメリカ留学経験とコロンビア大学大学院への進学です。

関東学院大学卒業後、2004年からアメリカ・コロンビア大学の国際公共政策大学院(SIPA)に進学しました。

 

当初はTOEFLスコアが基準(約600点)に満たなかったため、条件付き合格として語学講座を約1年間受け、その後正式に修士課程に入学しました。

修士課程は、公式には1〜2年が標準ですが、小泉氏は短期間で修了したと報じられています。

お兄さん
お兄さん
基準に満たなくて、条件付きの合格って?

実質、不合格ってことなのかな?
ペンタ
ペンタ

お兄さん
お兄さん
期間も短期間になったって!

ここだけ聞くと、語学面も含めて「超優秀」と思われがちですが、実はこの背景には父・小泉純一郎元首相やマイケル・グリーン氏との繋がりが背景にあったと一部で指摘されています。

 

そして、英語力の証明としてよく引き合いに出されるのが、2019年の「セクシー発言」です。

国連の気候変動サミットでの英語スピーチで、「Climate change measures must be sexy」と発言。

話題にはなりましたが、文法的な誤りや語彙の選択ミスも多く、ハーバード卒のお笑い芸人・パックン(パトリック・ハーラン)氏からは「文法ミスが多く、中級レベル」と評価されました。

お兄さん
お兄さん
国連のスピーチで”セクシー”ってなんだろう?

一般人には理解できないことなのかな?
ペンタ
ペンタ

また、TOEICやTOEFLなどの公式スコアは非公開ですが、一部の推定ではTOEICで800〜900点台、英検準1級〜1級相当とされることもあります。

ただしこれは、あくまで学歴や経歴からの憶測ベースであり、明確な証拠はありません。

YouTubeなどで確認できる過去の英語スピーチを見ても、「堂々と話しているけど、発音や文法に甘さがある」との声が多く、英語が得意というイメージとは少しギャップがあります。

 

もちろん、全く話せないわけではありませんし、海外での生活や学習経験は本物です。

ですが、「バイリンガル並み」「通訳なしで外交できる」ほどのレベルではないというのが、世間の冷静な見方と言えそうです。

「英語ができるはずの人」が、実際にはどの程度話せるのか。

この疑問が、後の総裁選でさらに注目を集めることになります。

 

総裁選で英語を話さなかった理由

2025年9月、自民党総裁選に立候補した小泉進次郎さん。注目されたのは政策だけではありませんでした。

ひときわ話題になったのが、「英語を話さなかったこと」です。

舞台となったのは、ひろゆき氏が司会を務めるネット討論会。

ここでひろゆき氏から突然、英語での質問が飛びました。

 

  • 「日本をどういう国にしたいですか?英語で答えてください」と

進次郎さんは少し考えた後、日本語での回答を選択。「正確に伝えたいから」というのがその理由でした。

確かに、政治的な議論であれば、微妙なニュアンスの違いが誤解を招くこともあります。

引用元:れいかたのX (こちらはひろゆき氏からの質問に回答する小泉進次郎氏です。)

母語である日本語を選ぶこと自体に不自然さはありません。

とはいえ、この場面に対する反応は冷ややかなものでした。

「英語が得意なはずでは?」「コロンビア大出てるのに話さないの?」

XやYouTubeのコメント欄には、そんな疑問や批判が多く寄せられました。

 

とくに印象的だったのは、他の候補者――林芳正氏は流暢な英語で、茂木敏充氏も英語で返答していました。

そのため、進次郎さんの「日本語対応」が際立ち、ネットでは「実は話せないのでは」といった声が強まったのです。

さらに翌日行われた中高生との公開討論会でも、似たようなシーンが再びありました。

 

英語での質問に対し、「英語でお願いします」とリクエストされたものの、やはり日本語で回答。

「誤解を避けたいから」と理由を述べました。

引用元:あーぁのX

2日連続で英語を避けたことで、批判がさらに広がりました。

Xでは「英語ができないのね」「全然話せない!」といった反応が相次ぎました。

引用元:やまやまのX
では、なぜ英語を話さなかったのでしょうか?

一部では、英語力に自信がなかったのではという指摘もあります。

ですが、必ずしも「話せないから避けた」とは言い切れません。

引用元:💩のX (環境大臣の時のスピーチはメモを見ずに前を向いて話していますね!)

小泉進次郎さんは、これまでにも英語よりも内容の重要性を強調する姿勢を示したことがあります。

つまり、「英語を話すこと」自体が目的ではないという考えです。

今回も、「政策の中身を正確に伝えること」を重視した結果、日本語を選んだ可能性も考えられます。

また、総裁選は基本的に国内向けの選挙戦。

海外にアピールするために英語を使う必要性は、それほど高くなかったとも言えるでしょう。

 

ただし、近年では外交や国際関係における「語学力」への注目度が高まっており、首相候補の言語対応力も評価の対象になりつつあります。

とくに「コロンビア大学卒」という学歴がある以上、英語での受け答えを期待する声が大きくなるのも無理はありません。

英語を話さなかったという事実が、戦略的判断だったのか、それとも本当に避けざるを得なかったのか。

その答えは、今後の行動や発言の中で少しずつ見えてくるのかもしれません。

引用元:2次燃焼 のX

英語対応から見える実力と評価

 

横を向く小泉進次郎
引用元:デイリースポーツ

小泉進次郎さんが総裁選で英語を避けたことで、注目されたのは単なる語学力ではありませんでした。

むしろ、問われたのはその場にどう対応し、どう振る舞うかという“対応力”や“判断力”だったのです。

たとえば、国際的なリーダーに求められる英語力とは、ネイティブレベルで流暢に話すことだけではありません。

 

通訳を介してもブレずに主張できること、交渉の場で意図を正確に伝えられること、そして必要に応じて臨機応変に切り替えられること。

言語の巧拙よりも、柔軟性や場の読み方のほうが、実は重視されているのです。

今回の進次郎さんの「英語を話さない」という判断は、そうした意味で、「内容を重視した選択」と見ることもできます。

ただし、現実の受け止め方はやや厳しいものでした。

メディアやネット上のコメントを見ると、評価は批判的な意見がやや多いようです。

 

「準備不足では?」「英語力を見せたくなかったのでは?」といった反応が目立ちました。

また、多くの声で「コロンビア大出身なのに期待外れ」といった批判的な見方があります。

とくに、国際舞台での活躍が期待される総裁候補という立場から、「英語で応じなかった」対応に疑問を抱いた人も多かったようです。

お兄さん
お兄さん
日本国内のことだから、政策を正確に伝えたかったんだろうね!

英語だと細かいニュアンスの説明が伝わらないからね!
ペンタ
ペンタ

一方で、「英語が話せるかどうかより、政策の中身が重要」「言葉より行動を見よう」といった擁護の声も少なからず存在します。

ただし、SNS上ではどうしても皮肉やジョーク交じりの投稿が拡散されやすく、

「英語が話せないなら日本語で勝負すればいいのに、とのジョークも」

見られました。

 

これらは笑いの要素を含みつつも、どこか本質を突いた批判として捉えられている面もあります。

さらに、過去の英語スピーチも再び注目されています。

2019年の国連スピーチでの「セクシー発言」は、その象徴。

当時の映像では、堂々と話してはいるものの、文法ミスや不自然な表現が複数指摘され、「外交の現場では厳しいのでは」との評価もありました。

そのため、現時点では「英語ができないわけではないが、外交レベルには課題がある」との意見が多いようです。

引用元:Masa YamadaのX
今後もし首相として国際舞台に立つことになれば、言語の壁は避けて通れません。

外交は一言のミスが命取りになる世界です。

単語選びや文法以上に、その場での判断力と伝える力が問われる局面が増えるでしょう。

ただ、小泉進次郎さんはまだ40代前半。政治家としてもキャリアの途中段階です。

 

英語への対応については、今回のような議論を経て、今後どう改善していくのか。

それが本当の意味での「実力」を測るリトマス試験紙になるのかもしれません。

言語は、単なるツールではなく、人間性や判断力も反映されるもの。

だからこそ、今後の姿勢や行動に注目が集まります。

 

まとめ

 

小泉進次郎氏の英語力は、学歴や留学歴から期待が高まる一方で、実際の対応や発言からは課題も見えてきました。

総裁選で英語を話さなかった選択は、「伝える中身」を重視した結果とも取れますが、政治家としての実力や柔軟性を問う声も多く聞かれます。

語学力はあくまで手段。

真に評価されるべきは、その場にどう向き合うかという姿勢なのかもしれません。

今後の国際舞台で、彼がどう“言葉”と向き合うのかに注目ですね。