11月17日、兵庫県知事選でした。候補者7人の乱立する選挙でしたが、結果として斎藤元彦氏が当選しました。
選挙の裏側で実態を探ろうと動いていた人物がいました。
それがNHKから国民を守る党の党首、立花孝志氏です。
彼は日頃からYoutubeを活用して配信をしています。今回の選挙でも知事候補者としてYoutubeを活用した選挙を行っていました。
しかし、今回の使い方はいつもの世間に訴えるものとは違っていました。
兵庫県の運営に対する闇を暴いた、とも言えるような投稿ばかりでした。
斎藤元彦氏を支持する姿勢を取る!
立花孝志氏は、兵庫県内の主要な地点で街頭演説を行い、特に前知事の斎藤元彦氏を支持する姿勢を強調しました。
彼の演説では、斎藤氏に対する不信任決議や告発文書問題についての真実を知ってほしいと訴え、斎藤氏の行動を擁護する内容が多く見られました。
立花氏は、斎藤氏の再選が県政の安定に不可欠であるとし、聴衆に対してその重要性を力説しました。
彼は「圧倒的な得票で斎藤さんをもう一度、戻さなきゃいけない」と述べ、斎藤氏の政策を支持する姿勢を明確にしました。
この異例の選挙戦略は、立花氏が斎藤氏の再選を通じて、県政の安定を図る意図を示しています。
選挙期間中、立花氏は、SNSを駆使して斎藤氏に対する陰謀説を否定し、彼を支持する発言を繰り返しました。
斎藤氏を擁護するメッセージを広めることで、選挙戦を展開しました。
彼は自身の活動が、斎藤氏に対する疑惑を巡る報道の誤解を正すものであると強調し、ネット上での情報発信の重要性を訴えました。
この戦略により、立花氏は支持者との直接的なコミュニケーションを図り、斎藤氏の支持基盤を強化することを目指しました。
立花氏が斎藤氏の支持を強化し、選挙戦の中で斎藤元彦氏の立場を明確にするための重要な要素となりました。
兵庫県知事選挙の背景は?
兵庫県知事選挙は、県政の混乱、パワハラ、おねだり疑惑によって前知事の斎藤元彦氏が不信任決議を受けて失職したことを受けて行われることになりました。
この不信任案は、県議会で全会一致で可決され、斎藤氏は議会解散や辞職の選択を迫られた結果、失職を選択しました。
この背景には、県政の混乱があり、次の知事にはその立て直しが求められていました。
しかしこの「県政の混乱、パワハラ、おねだり疑惑そのものが作られたものだったとしたら?」という疑問が出てきたのです。
「何か大きな力に寄って操られていることがあるのではないか?」という疑問が以前からあったようで、斎藤元彦前知事は貶められたのではないかという意見が選挙期間中に出てきたようでした。
マスコミに作られた疑惑の数々!?
立花氏は動画で斎藤氏の政策を支持し、彼の再選を促すメッセージを発信しました。
具体的には、内供告発文の発生した経緯や知事のパワハラの実態、おねだり疑惑の解明などを音声データとともに公開し、斎藤氏の知事時代の施策が兵庫県に与える影響や、彼のリーダーシップの重要性について詳しく解説していました。
この内容は、視聴者に対して斎藤氏の再選を支持する理由を明確に示すものであり、立花氏自身の政治的立場を強調する役割も果たしていました。
このデータの公開によって、斎藤元彦前知事の疑惑がマスコミによって作られたものではないか?という意見がSNS上で拡散し、瞬く間に擁護する支援者が増える結果となりました。
まとめ
今回の兵庫県知事選は7人の候補者が乱立する選挙となりました。
結果として、斎藤元彦前知事が当選したわけですが、実際の勝者は立花氏ではないかと思いました。
形としては「古くからある体質の政治とそれを変えて行かないと未来は来ない」という若者の思いがぶつかった選挙だったのではないかと思いました。
政治と金の問題は以前から言われていましたが、今回の兵庫県知事選はそれが顕著に現れた選挙だったのではないかと思いました。
立花氏自身としては新たに「真実正義党」を結成するような話もあるようですので引き続き見守っていきたいと思います。