「木原運送はいつから定着したの?」と気になって、つい検索してしまった人。

きっと、あなただけじゃありません。

この言葉が一気に広まったのは、2022年の北京五輪後。

そして「2026年五輪で大バズり」とまで言われるほど、現象は加速していきました。

でも、あれを単なる“抱っこ”で片づけてしまうのは、正直ちょっともったいない。

そこには、もっと深い背景があります。

なぜ続いたのか

なぜ広がったのか

そして、どうしてここまで愛される存在になったのか。

その理由をたどっていくと、自然と見えてくるものがあります。

木原運送の始まりから、拡散のきっかけ、そして定着まで。

時間の流れに沿って、わかりやすく整理してみました。

追っていくうちに感じるのは、りくりゅうのただならぬ絆

あの瞬間の空気まで思い出しながら、あらためて振り返ってみませんか。




木原運送とは何?抱っこルーティンの正体

「木原運送」とは何なのでしょうか。

名前だけ聞くと、どこかの運送会社のようにも思えますよね。

でも実在の企業とはもちろん一切関係ありません。

これはフィギュアスケート・ペアの三浦璃来選手と木原龍一選手、通称“りくりゅう”の表彰式などで見られる“抱っこルーティン”を指す、ファン発の愛称です。

 

具体的には、表彰台に上がるときや降りるとき。

あるいはリンクを後にする、その瞬間。

木原選手が三浦選手をひょいっと抱き上げ、運ぶあの動作のことを指します。

まるで大切な荷物を丁寧に届けるかのような光景。

その姿がそう見えることから、SNSでは「運送してる」「ただいま営業中」といった投稿が次々に誕生しました。

 

引用元:藤井セイラのX

そこから自然と生まれた呼び名が、「木原運送」でした。

ユーモアと愛情が同居した、いかにもネット時代らしいネーミング。

でも、この木原運送がここまで愛され続けている理由は、単なる微笑ましさだけなのでしょうか。

そこにはもっと深い魅力が隠れていると言っていいでしょう。

 

まず目を奪われるのが、三浦選手の体幹の強さです。

抱き上げられても体がまったくぶれない。

まるで精巧な人形のように、すっと安定しているんです。

驚異的な体幹の安定感。

その姿に、SNSでは「積荷の体幹がすごい」「微動だにしないの尊い」といった声が相次ぎました。

 

ちょっとしたネタのはずなのに、なぜか本気で感心してしまうのはなぜでしょうか。

そこが面白いところです。

そして、木原選手の抱え方。

力強いのにどこかやわらかく、雑さが一切なく自然体。

長年ペアを組んできた2人だからこそ生まれる信頼関係が、あの一瞬にぎゅっと凝縮されています。

 

引用元:ChangLのX

厳かな表彰式の空気のなかで、ふっと生まれる和やかな笑み。

観ているこちらまで、思わず頬がゆるむワンシーン。

それこそが木原運送の正体です。

ネタのようでいて、実は絆の象徴。

だからこそ、何度でも見たくなるのではないでしょうか。

そう思わせる力が、あの抱っこにはあるのかもしれません。




木原運送はいつから定着?北京五輪後の始まり

木原運送は、いつから定着したのでしょうか。

気になって時系列を追ってみると、ひとつの転機が見えてきます。

ルーティン自体が目立ち始めたのは、2022年の北京五輪後だといわれています。

北京五輪の演技後にもサポートする場面はありました。

りくりゅうペア 北京五輪
引用元:毎日新聞部の公式X

ただ、報道でも「北京五輪以降の大会で繰り返し見られ、おなじみのルーティンになった」と紹介されるようになり、徐々に“いつもの光景”として認識されていったのです。

とはいえ、正確な“初回”が公式に示されているわけではありません。

それでも2022年2月以降の国際大会の表彰式で、何度もその姿が見られるようになりました。

そしてファンの間で、自然と定着していきます。

広がっていく共通認識。

 

SNSでは「あ、また運送してる」「今日も営業中」といった投稿がじわじわ増加しました。

回数を重ねるごとに、もはや恒例行事のような存在へと変わっていったと言っていいでしょう。

では、そもそもなぜ始まったのでしょうか。

実はその理由が明かされたのが、2026年2月19日放送の「ZIP!」でした。

 

木原龍一選手が生出演し、きっかけを語っています。

「りくちゃんがすごく変なところでこけてしまうので、怪我をしてほしくないという思いがあって一番最初に始めた」

話題づくりでも、パフォーマンスでもない。

ただ、怪我をしてほしくなかった。

それだけだったのです。

このエピソード、ぐっときませんか。

三浦璃来選手も番組内で「自分で滑らなくていいから気に入った」と笑顔で語り、「階段降りるときも猫みたいに首の後ろ掴んで」とお茶目にコメントしました。

スタジオからも、思わず納得の声が上がったといいます。

背景を知ると、あの光景の意味がまったく違って見えてきます。

 

あれは、ただの抱っこではありません。

パートナーを守るための、ごく自然な行動。

その優しさが繰り返され、習慣になり、やがて“木原運送”として名前までつきました。

偶然から始まった行動が、愛される文化へと育っていった瞬間ではないでしょうか。

今や多くの人が待ち望む、温かなワンシーンです。




木原運送が大バズり!2026年五輪拡散理由

木原運送が一気に大バズりしたのは、2026年ミラノ・コルティナ五輪でした。

あの大舞台で、りくりゅうが金メダルを獲得した歴史的瞬間です。

歓喜と緊張が入り混じる表彰式。

そこで披露された、いつもの抱っこルーティン。

 

引用元: ren ayaのX

世界最高峰の舞台なのに、やっていることは“いつもの木原運送”。

その何気ない光景とのギャップが、視聴者の心を一瞬でわしづかみにしました。

Xでは「安定の木原運送」「五輪で見られるとは」といった投稿が一気に急増しました。

テレビ中継や地上波番組でも取り上げられ、競技ファン以外の層にも認知が広がっていきます。

爆発的な拡散。

 

なぜ、ここまで拡散したのでしょうか。

私はやはり、“物語性”が大きいのではないかと思います。

怪我防止から始まった、ささやかな優しさ。

北京五輪後に定着したルーティン。

 

そして金メダルという頂点の舞台での披露。

それぞれは点だった出来事です。

でもこの瞬間、すべてが一本の線でつながりました。

積み重ねてきた時間そのものが報われたような光景だったのではないでしょうか。

感情が一気に解放された瞬間。

 

さらに韓国など海外でも「最高にステキ」「見習うべき」「人形みたいでかわいい」といったポジティブな反応が広がりました。

国境を越えて共感を呼んだことも、拡散を後押しした大きな要因と言っていいでしょう。

抱えられても微動だにしない三浦璃来選手の体幹。

しっかりと支える木原龍一選手の腕。

 

その光景は、単なる微笑ましいワンシーンを超えていました。

五輪金メダルとともに刻まれた、絆の象徴。

木原運送は今や、りくりゅうの歴史を語るうえで欠かせない名シーンです。

これから先、どんな大会であっても期待してしまいますよね。

表彰式の階段が映るたびに、「あ、今日は営業ある?」なんて思ってしまうのではないでしょうか。

それほどまでに愛されるルーティンへと成長したということです。




まとめ

木原運送はいつから定着したのか。

そう振り返ってみると、やはり2022年北京五輪後の積み重ねがあってこそ、2026年五輪での大バズりにつながったのだと見えてきます。

いきなり生まれた流行ではありません。

怪我防止という思いやりから始まった、ささやかな行動

それが国際大会で繰り返されるうちに、いつしか“おなじみ”の抱っこルーティンになっていきました。

気づけば、見る側も自然と期待している。

「あ、今日はあるかな」と。

そして金メダルの舞台。

世界が注目する瞬間に、いつもの光景が広がった。

あの一瞬で、点だった出来事が線になり、物語になったのです。

積み重ねた時間と信頼が形になった瞬間だったとも言えるでしょう。

木原運送は、ただのネタではありません

りくりゅうの歩みそのものを映す、小さくて大きな名場面

そう考えると、あの抱っこが少し誇らしく見えてきませんか。

ABOUT ME
to-chan
元介護施設職員、現ブロガー、雨を愛する人 自動車好き、読書、光輝くもの好き 座右の銘:朱に交われば赤くなる 好きな四字熟語:一期一会