ジャメル・モラントのジャンプ力の秘密は!?箱の大きさに迫る!

 

ジャ・モラント
引用元:grosbasket (特徴的な髪型のジャメル・モラント)
テメトリウス・ジャメル・モラントはグリズリーズに所属する河村勇輝のチームメイトです。

愛称は「ジャ」と言われ、両親からは背番号(12)からトゥエンティと言われています。

その彼が驚異的なジャンプ力で試合を盛り上げていました。

垂直跳びが約112cmの数値を測定し、「上空のマジシャン」とも言われています。

河村勇輝との関係にも迫りたいと思います。

上空のマジシャンのプレイ

まずはこのプレイですが、ダンクシュートにいくと思わせての360°回転レイアップシュートを決める!

引用元:宮ますさんのX

これは正に「上空のマジシャン」という言葉がふさわしい、重力無視のプレイだと思いました。

しかも最後まで見て下さい、ベンチにいる河村勇輝とだけハイタッチしています。

今年加入した河村勇輝です。関係性が微笑ましい。

しかもこのプレイは気に入っているようで1試合中2回決めたこともあるプレイです。

引用元:NBA Japan

魅せるプレイではありますが、キチッと点を決めるところがNBAプレイヤーですね。

身体的特徴と能力

テメトリウス・ジャメル・モラントは、身長6フィート3インチ(約191cm)、体重約79kgのアスリートです。

彼のウィングスパン(両手を広げた長さ)は6フィート7インチ(約201cm)であり、身長よりも手が長いことを表し、これとジャンプ力は大きな武器になっています

長い腕は、リバウンドやシュートブロックの際に有利に働き、彼が空中でのプレーをより効果的に行える要因となっています。

このウィングスパンは、彼がボールを持っているときやディフェンスを行う際にも、相手選手に対して圧力をかけるのに役立ちます。

モラントの身体能力は、ジャンプ力だけでなく、全体的なアジリティやスピードにも影響を与えています。

彼は、瞬時に方向を変える能力や、急加速するスピードを持ち合わせており、これによりディフェンスをかわすことが可能です。

この体のサイズで機敏な動きができる彼がNBAでのプレーにおいて非常に効果的である理由の一部であり、彼のアクロバティックなプレーを支える基盤となっています。

高校時代、NBA選手と比較すると身長が低く、(175cmほど)目立った選手ではありませんでした。

しかし、大学に進学するにつれて成長期を迎え、彼の身体能力は飛躍的に向上しました。

191cmになった成長とジャンプ力は、彼のトレーニング方法や努力の賜物であり、特に父親からの指導が大きな影響を与えました。

彼は、トラクターのタイヤを使ったジャンプ練習など、独自のトレーニング方法を取り入れ、現在の驚異的なジャンプ力を手に入れたのです。

俗にいう秘密特訓というものでしょうか?

その成果もあり垂直跳びでは44インチ(約111.8cm)という数字を残し、ボックスジャンプでは62インチ(約157cm)を成功させています。

その映像がこれです。

引用元:Ja Morant (ボックスジャンプの映像は0.42~)

日本人女性くらいは飛び越えてしまうほどのジャンプ力だということになります。

ジャンプ力アップのトレーニング方法

吠えるジャメル
引用元:Getty Images
テメトリウス・ジャメル・モラントのトレーニングの基盤は、彼の父親であるティー・モラントの指導にあります。

父親は元大学バスケットボール選手で、高校ではサウスカロライナのスター選手レイ・アレンとプレーしていました。

モラントが幼い頃からフットワークやジャンプの基本を徹底的に鍛え、特にジャンプ力を向上させるための独自のメソッドを用いました。

トラクターのタイヤを使ったジャンプ練習を行い、これが後のNBAでのアクロバティックなプレーに繋がっています。

彼は、地元の高校での活躍を通じて、マレー州立大学にスカウトされその才能を開花させました。

モラントのトレーニンクは、バックスクワットやリバウンドランジといった筋力トレーニングも積極的に取り入れています。

このエクササイズは、下半身の筋力を強化し、特にジャンプ力を向上させるために不可欠です。

バックスクワットは、全体的な筋力を高めるだけでなく、ジャンプ時の爆発力を生むための基盤を作ります。

また、リバウンドランジは、動的な動きの中での筋力を鍛えることができ、試合中の瞬発力を向上させる効果があります。

このトレーニングを継続することで、コート上でのパフォーマンスを最大限に引き出しています。

NBAでのパフォーマンス

モラントのプレーは、しばしばSNSなどでハイライトとして取り上げられ、ファンを魅了しています。

彼のアクロバティックなダンクや、驚異的なレイアップは、観客を惹きつける要素となっています。

彼の復帰戦でのサーカスショットは、NBAファンの間で大きな話題となり、彼の存在感を再確認させる瞬間となりました。

引用元:Hoop Central (このプレイによる得点で5点差に引き離し試合を決定づけました)

引用元:Hoop Central (このプレイも相手を引き付けて、フリーな味方にパスを供給する離れ技ですね)
これらのハイライトは、彼のキャリアを象徴する重要なシーンとなっています。

引用元:宮ますさんのX (これはモラントと河村勇輝の関係性のわかる動画です。微笑ましい光景ですね~)

全てのファンに対しても優しい気持ちで接しているところも尊敬に値しますね。

引用元:NostaljyA -Basketball info.公式X (微笑ましい光景です。癒やされます)

まとめ

今回、メンフィス・グリズリーズのテメトリウス・ジャメル・モラントのジャンプ力がどのようにして生まれたのか、「上空のマジシャン」とまで言われるほどのジャンプ力を手に入れたかを調べてみました。

高校生までは日本人と同じくらいの身長しかなかったのが、成長期に入り190cmまで伸び、ジャンプ力を強化することで他の大柄な選手と対等に戦っているように感じました。

河村勇輝と同じメンフィス・グリズリーズなのでお互い気にかけているところも好印象でした。

ジャメル・モラントも河村勇輝も一芸を磨いてチームに貢献しようとしているところが似ていて共感が持てます。

今後のそれぞれの活躍に期待したいと思います。

これは余裕があり過ぎる!

 

引用元:CARTER_AF1のXより
シュート前にベンチを指差してからのダンクシュートはカッコよすぎ!