2026年の大阪マラソンで、強烈な印象を残した吉田響選手。

その姿を見た瞬間、「あれは何だ?」と目を奪われた人も多かったはずです。

レース後、多くの人が検索したのは「なぜ全身にシール?」「あの黒い丸の正体は?」という疑問でした。

正直、気になりますよね。

あれは単なる見た目のインパクトなのか。

それとも、パフォーマンス向上のための秘密兵器なのか。

さらに、大胆な独走。

観ているこちらが息をのむほどの攻めの走りでした。

けれど終盤、まさかの失速。

「あのまま押し切るのでは」と思った人ほど、驚いたのではないでしょうか。

なぜあそこまで飛ばしたのか。

 

引用元: 花田勝彦のX

なぜ、あの展開になったのか。

一つひとつ整理していくと、見えてくるものがあります。

話題の理由と本当の目的。

それを追っていくと浮かび上がるのは、吉田響という選手の勝負への姿勢です。

安全策ではなく、挑戦を選ぶ覚悟。

周囲の目よりも、自分の理想を貫く強さ。

あの黒い丸も、あの大胆な展開も、すべては偶然ではなかったのかもしれません。

2026年の大阪で起きた出来事。

その一つひとつをひもときながら、吉田響というランナーの真相に迫っていきます。



吉田響はなぜ全身にシール?理由とは話題に

2026年2月22日に開催された大阪マラソン。

そのレースでひときわ注目を集めたのが、サンベルクス所属・23歳の吉田響選手です。

 

引用元: いやーんのX

注目された理由は、初マラソンでの大胆な独走だけではありません。

テレビ中継を見ていた多くの人がまず気になったのが「体中の黒い丸シール」でした。

顔、首、腕、上半身、脚、さらには足首まで。

まるでダルメシアン柄のように全身に貼られた黒い丸テープ。

SNSでは
「何あれ?」
「センサー?」
「ZOZOスーツみたい!」
と瞬く間に話題になりました。

確かに、初見では驚きますよね。

AI分析用の装置なのか、最新テクノロジーなのかと勘違いする人が続出しました。

しかし結論から言うと、あれは特別な計測機器ではありません。

ファイテンなどが販売する「パワーテープ」と呼ばれるボディケア用品です。

 

引用元:EKIDEN NEWS のX

黒い丸いテープを100枚以上貼るというスタイルは、かなりインパクトがあります。

しかも顔にまで貼っていたことで、視聴者の印象に強く残ったのでしょう。

マラソン中継ではアナウンサーから「落ち着きがない」「周りに合わせないタイプ」といったコメントもありました。

その個性的な走り方と、全身シールのビジュアルが相まって、まさに“破天荒な新星”という印象を残しました。

しかしここで疑問が浮かびます。

なぜ、ここまで目立つ形で全身に貼る必要があったのでしょうか。

見た目重視ではありません。

むしろ徹底したパフォーマンス重視。

初マラソンという大舞台で、日本記録ペースを上回るハイペースで攻めた吉田選手。

その背景には、コンディションづくりへの強いこだわりがありました。

つまり、あの全身シールは“目立つため”ではなく、“勝つため”の選択だったのです。

話題性の裏にあったのは、緻密な準備と戦略。

ここからは、その目的と効果を詳しく見ていきます。




全身シールの目的と効果大阪マラソンで

吉田響選手が大阪マラソンで全身に貼っていたシール。

その正体は、チタンや磁気素材を活用した「パワーテープ」系のケア用品です。

サンベルクス陸上部の田中正直総監督は、「神経や筋肉に柔軟性を出すもの」と説明しています。

簡単に言えば、神経や筋肉の動きをスムーズにし、リラックス効果を狙うためのアイテムです。

 

マラソンは42.195km。

ほんのわずかな緊張や力みが、後半の大失速につながる過酷な競技です。

特に顔のこわばり。

実はこれが全身の緊張につながることがあると言われています。

 

吉田選手自身もレース後、「顔に貼ったものはこわばりを軽減するため。25kmまではリラックスして走れた」と語っています。

顔がリラックスすれば、肩の力が抜ける。

肩が抜ければ腕振りが自然になる。

その結果、脚への負担も軽減される。

まさに連動。

 

100枚以上貼っていたというのも納得です。

局所的ではなく、全身トータルでバランスを整える狙いがあったのでしょう。

さらに、これらのテープは血行促進や疲労軽減、集中力維持なども目的としています。

もちろんドーピング規制には該当しない合法的なケア用品。

多くのトップアスリートが使用しています。

つまり、大阪マラソンでの全身シールは“奇抜なパフォーマンス”ではなく、“本気のコンディショニング”。

テレビ越しには派手に映りましたが、実際は地道な準備の積み重ねです。

 

それにしても、顔まで貼る選手は珍しいですよね。

そこに、吉田響という選手の覚悟と大胆さが表れている気がします。

では、その準備のもとで挑んだレースはどうだったのでしょうか。

次は、大阪マラソン独走の裏側を振り返ります。




吉田響、大阪マラソン独走の裏側給水失敗と失速

大阪マラソン2026年大会。

吉田響選手は初マラソンにもかかわらず、8km付近でペースメーカーを置き去りにしました。

え、もう行くの?

そう思った視聴者も多かったはずです。

中盤までは、日本記録(大迫傑選手の2時間4分55秒)を上回るハイペース。

攻めの姿勢。

迷いのない走り。

全身シールで整えたコンディション。

 

そして大胆なレース運び。

まさに新時代を感じさせる展開でした。

しかしマラソンは甘くありません。

35km以降、状況が一変します。

運ばれる吉田響
引用元:デイリースポーツ

給水の失敗。

さらに当日の高温。

脱水症状と低血糖が重なり、急激にペースダウン。

それでも走り続け、2時間9分35秒で34位フィニッシュ。

 

ゴール後は倒れ込み、車椅子で救護室へ搬送されました。

衝撃のシーンでしたが、現在は回復済みです。

結果だけを見ると失速。

しかし内容を見ると、可能性の塊。

 

初マラソンで日本記録ペースに挑戦するメンタル。

失敗を恐れない姿勢。

そして「次こそ勝ちます」という前向きなコメント。

アナウンサーが言った「周りに合わせないタイプ」。

 

まさにその通りでしょう。

常識に収まらない。

だからこそ面白い。

全身にシールを貼る姿も、独走する姿も、すべてが“自分の走り”を貫く表れです。

 

大阪マラソンで話題になった理由は、見た目だけではありません。

挑戦する姿勢そのものだったのです。

次に彼がどんな進化を見せてくれるのか。

今から楽しみでなりません。




まとめ

吉田響選手が大阪マラソンで全身にシールを貼っていた理由は、奇抜さではなくコンディションを極限まで高めるための選択でした。

チタンテープによるケア、攻めの独走、そして給水失敗からの失速

結果だけでは測れない挑戦の価値が、あのレースには詰まっています。

リスクを恐れず前に出る姿勢は、これからのマラソン界に新しい風を吹き込む存在とも言えるでしょう。

次の舞台でどんな進化を見せるのか。

吉田響の走りから、まだ目が離せません

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to-chan
元介護施設職員、現ブロガー、雨を愛する人 自動車好き、読書、光輝くもの好き 座右の銘:朱に交われば赤くなる 好きな四字熟語:一期一会