最近、食品の値上げや電気、ガスなどの価格の上昇が止まりません。
支出は増えるが、収入は増えても微々たるものです。収入と支出のバランスが悪すぎます。
そんな中、政府が7月以降のガソリン補助金の継続を検討しているというニュースが入ってきました。
政府にはいろいろ言いたいことはありますが、今回の判断は正解だと思います。
追加情報(12/18)
政府がガソリン補助の価格を下げました。
12月19日からは5円/L上がります。更に来月16日からはまた5円/L補助金が縮小します。
3党合意に署名した自民と公明の幹事長の方々はガソリン価格を知らないのでしょう。
トリガー条項はいつ撤廃するのでしょうか?
103万円の壁の話し会では自民党の先生が譲歩案を探りに来られていました。
多分、署名しただけということになるのでしょう。
国民の生活は誰が守ってくれるのでしょうか?
ガソリン代節約方法を5つ紹介
そこでガソリン代を少しでも節約する方法を5つ紹介したいと思います。
1・セルフスタンドを利用する。
もはやスタンダードとなりつつありますが、未だにスタッフが給油してくれるところも存在しています。
セルフは最初こそわからないことがありますが、わからないことがあればスタッフを呼んで聞くことができるます。
それで1L当たり2~5円くらい安くなると考えると利用しない手はないと思います。
2・ポイントを貯める。
これもやらないよりやった方がいいと思います。車種にもよりますが一度に4000~8000円なんてすぐにいってしまいます。
何かしらポイントで還元した方が継続して消費するものなのでチリツモですね。
3・安い曜日に給油する。
相当前は1ヶ月に1度の料金見直しでしたが、今は1週間に1度の見直しになっています。
見直しは月曜日に行われていることが多く、週末まではその価格でいくので価格の見直しを見ながら給油するといいと思います。
ただし見直しなので上がることもあれば下がることもありますので自己判断でお願いします。
4・アプリを使う。
今の時代の方法ですね。「gogo.gs」「ドライブサポーター」などGSの価格を表示してくれるアプリがあります。
私は「gogo.gs」を使っていますが、利用したお客さんなどが価格を投稿するのでタイムリーな価格がわかります。
しかもGSごとに価格が表示されるので、近い店舗で1L当たり10~20円普通に違うの役に立つと思います。
5・ガソリンの入れる価格を統一する。
この方法は参否あると思いますが、毎回満タンにする場合安い時に入れた価格の時は得した気分になります。
しかし高い時にも満タンで入れると、安くなって入れようとする時にまだ減っていなくて入れられないということもあります。
でもこの方法なら価格が一定です。計算も実行し易い。
ただしGSまで距離がある方はあまりオススメしません。
そこに行くのにガソリンを消費してしまったら、本末転倒です。
他にも方法はあると思いますが今回はこの5つを紹介させていただきました。
そもそもなぜガソリンが高いままなのでしょうか?解説します。
ガソリン補助金の7月以降の延長が確定!?
電気料金の補助金を打ち切るというニュースが世の中を駆け巡って、落胆した人が多いと思います。
私もその一人でした。
なぜ、電気の使用量が増え始めるこの時期に補助金を打ち切るという政府の対応には疑問しかありません。
その考えをするようにした政治家を選んだのは私達国民なのでどうしようもないと思います。
そんな中、とてもありがたいニュースが飛び込んで来ました。
ガソリン補助金の夏以降継続というニュースです。
補助金の予算は夏以降で使い切る見通しですが、予備費の活用などを念頭に新たな予算を確保するようです。
ありがたい!地方住みにはとてもありがたいことです。なにせ自動車は生活必需品なので...。
買い物、病院受診、行楽など生活に密着しています。
政府のこの対応には感謝しかありません。
そもそもガソリン補助金とは?
そもそもガソリン補助金とは、なんなのでしょうか?なんでガソリン代はこんなに上がったのでしょうか?
ガソリン補助金は2022年1月にロシアのウクライナ侵攻などによる世界的な影響で原油価格が高騰し始めたことによる対策として始まり延長、延長を続けて今に至っているようです。
ガソリン税の仕組みは複雑で一般の人には本当に理解できない様にしているんじゃないかというような税金の仕組みをしています。
私もよくわかっていません。
Tax on Tax と言われているくらい税金が入っています。その一部を紹介します。
トリガー条項という言葉を聞いたことがありますか?
1Lあたり25円くらいかかっている税金です。
2010年度の税制改正で導入されたようで、内容としては
「ガソリンの平均小売価格が3ヶ月間連続で1Lあたり160円を超えた場合に特例税率分の徴収をストップする」
という内容です。
えっ、3ヶ月連続!2022年から補助金投入しているということは2年くらいは高いまま。
どうしてトリガー条項発動しないの?
この疑問はそのあとの災害が関係しているようでした。
2011年3月11日に東日本大震災が発生し、その復興支援の為の財源確保のために(震災特例法)で凍結された経緯があります。
復興支援の財源確保の為だったら仕方がないですよね。
でもそれから13年ほど経過していますが、これまた発動できなかった事情があったようです。
2020~2021年にかけて新型コロナウイルス感染症の世界的流行、その時価格は下降しましたが、
またその後世界経済は徐々に回復し価格も上昇に転じたようです。
そこへ来てのロシアの動きが価格の上昇に拍車をかけました。
価格が上がった為、条項の凍結解除を野党が呼びかけましたが、自民党は首を縦には振りませんでした。
そこで新たに考え出されたのが、ガソリン補助金でした。
ガソリンを卸している元売り業者に補助金を出して、ガソリンを安くするという方法。
確かに安くはなりましたが、その予算は?と疑問です。しかし今の政府はこの方法で対処しています。
従うしかありません。
なので支出をどうにかして減らしたいところです。
まとめ
今回、ガソリン補助金の継続する方向で政府が検討しているということで、家庭の支出が増える一方、賃金は上がりません。
家計の負担を少しでも解消できるような政策を検討した政府には感謝したいと思います。
ガソリン税についてはまだまだ言いたいことありますし、自動車税についてもいろいろ思うことはあります。
国を運営していくのも大変なことだと思います。
なので今は目の前の自分ができることを一生懸命やっていきたいと思います。
追加情報
12月2日に政府・与党の自民党が国民民主党が政党公約で上げていた、令和7年度税制改正の中でガソリン減税についてあげていました。
この内容については8年度税制改正で自動車関係諸全体の見直しと一体で議論すると発表しました。
つまり1年延期になったということです。
なので実質2年先延ばしになったようなものだと考えたほうがいいと思います。
ガソリンは高いまま維持し、地方はどんどん衰退していく未来しか見えなくなる気がしました。
更に追加情報
12月11日、自民党、公明党、国民民主党で3党合意でガソリンの暫定税率の廃止が決まりました。
あとは時期の問題ですが、25円/L引きはありがたい。
できれば来月にでもして欲しい。
12月19日からは上がると言っているから。