季節も移り変わって、もう冬らしく寒い季節がやってきました。
寒いと言って布団が恋しくなって朝が起きれなくなったり、インフルエンザなども流行する時期にはなりますが、悪いことばかりではありません。
冬は空気が澄むことによって夜空が良く見えるようになります。
12月にふたご座流星群がくることもあり、今年最後の天体ショーを観測する計画を立ててはいかがでしょうか?
12月14日が極大日で見える!?
2024年の双子座流星群は、12月14日午前10時頃に極大を迎えると予想されています。
また12月15日が満月であるため、月明かりの影響が大きく、観測条件は厳しいものとなるでしょう。
極大時刻が日中の10時にあたるため、流星が見えにくくなることが予想されています。
観察者は、月の明るさを避けるために、月が昇る前の時間帯や、月の反対側を向いて観察することを推奨します。
極大時には、観察条件が整えば1時間に最大30コから50コ程度の流星が見られると予想されています。
12月14日の深夜から明け方にかけては、流星が天頂付近から四方八方に降る様子が観察ができるでしょう。
なので観測に適した方角はありません。
ないので空全体を見回せるように寝転んで観測しましょう。
流星群の特性上、流れ星は放射点から放射状に飛び出すため、空全体を広く見渡すことが重要です。
観察者は、寒さ対策をしっかり行い、快適な環境で流星を待つのがコツですね。
なので地面に寝転がって観察できるような準備が必要です。
流星観測を行う際は、市街地の明かりが少ない場所を選ぶことが重要です。
明るい街灯や建物の光が視界に入ると、流星が見えにくくなります。
広い視野を確保し、空全体を眺めることで、流れ星を見逃さずに楽しむことができます。
そこまで高くない山の上とか空全体が見渡せる丘とかですね~。
観測のベストタイミングは?
2024年のふたご座流星群は、12月4日から17日までの期間にわたり活発に観測される予定です。
特に、極大は12月14日午前10時頃に訪れると予測されている為、
12月13日夜から14日未明にかけてが最も流星が見られる時間帯とされています。
なので狙い目は、6日か13日の夜あたりが翌日の仕事を気にしなくてもいいかもしれないですね~。
冬の観測では、寒さ対策が不可欠です。12月なので特に必要です。
夜は非常に冷え込むため、暖かい服装やカイロ、寝袋、毛布など暖をとれるものを用意しておくことが重要です。
じっとしていると体温が奪われやすいので、観測中は適宜体を動かしたり、温かい飲み物を持参することをお勧めします。
天体観測に行って風引いたってなったら、目も当てられないですからね。
ふたご座流星群とは?
ふたご座流星群は、しぶんぎ座流星群やペルセウス座流星群と並ぶ年間三大流星群の一つとして、冬の夜空を彩る重要な天文現象となっています。
毎年12月上旬から中旬にかけて出現し、特に12月14日頃に極大を迎えることで知られています。
この流星群は、安定した流星数を誇り、観察者にとって非常に魅力的な天文現象です。
流星は、放射点であるふたご座のα星カストル付近から四方八方に流れ出るため、空全体を見渡すことで多くの流れ星を楽しむことができます。
2024年の双子座流星群も、12月14日午前10時頃に極大を迎えると予測されています。
しかし、極大が日中にあたるため、観測条件はあまり良くありません。
12月15日には満月が控えており、月明かりが流星観察に影響を及ぼすことが予想されます。
今年に関しては少し悪い条件が重なり、観測条件が良くはないところがあります。
でもその条件下で流れ星の観測ができたら、最高の思い出になると思います。
もしもその期間に、天候と体調と休み具合が良かったら観測してみてもいいかと思います。
まとめ
今回、12月の中旬に流星数で言えば今年最大数のふたご座流星群が出現することが予想されています。
流れ星の数が最大ですので、短い時間でも多くに流れ星を観測できると思います。
毎年観測できる流星群ですので、今年は予行練習で「観測できたらラッキー」ぐらいの気持ちでいいかと思います。
一度体験しておくと「次回、何が必要だ」とか、「注意することはどういうところだ」、ということが見えて来ると思います。
空気の澄んだ空を眺めることで日常を忘れることもできるかと思います。
絶好の気分転換になること間違いなしです。
ぜひ、楽しんでいただければと思います。