俳優の寺田心が今年の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」に出演します。
今回はどんな役を演じるのか楽しみです。
実は今回が初出演ではないということです。
8年前の大河ドラマ「おんな城主直虎」に出演して、今回が2度目の大河ドラマになります。
今回役どころと合わせて紹介していきます。
「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」での役どころは?
寺田心は今回、田安賢丸役を演じています。(のちの松平定信です)
幼少期より聡明(そうめい)で、兄たちが体が弱かったため、若くして田安家の後継者という役です。
十代将軍・家治の後継と目されていた人物です。
陸奥白河藩の養子にむかえられ、幕政の中心から遠のきますが、田沼意次の失脚後は十一代将軍・家斉の命で老中となります。
その後、寛政の改革を行うという歴史的に重要な人物です。
寛政の改革では、風紀の取り締まりから蔦屋重三郎に厳しい処分を科すこととなる役どころのようです。
主人公と対峙して権力者として厳しい言葉をかける事になりそうな役におもいます。
実年齢16歳ですが、もう少し年齢が上の役のようになるのでしょう。
子役時代と違って身長も随分伸びていますから役もハマるのではないかと思います。
8年前の役は?
8年前は大河ドラマ おんな城主 直虎(2017)の虎松役でした。
井伊直親としのの長男役で5歳から10歳くらいまでの役を演じています。
インタビューでコメントしていました。
「大きくなるにつれて変化する虎松の心情の変化を大切にした」ということです。
そのうえで、「内面を体に伝えていけば、声や表情、しぐさも変わっていくはずだと考え、役に向き合い演じていた」
と言っていました。
コメントが大人過ぎる!
3歳から芸能活動をしているだけあって、考え方がもう出来上がっていますね。
大人の中にいると考え方も成長が早いのでしょうか?
自分が8歳の頃はそんな事は1ミリも考えたことはなかったと思います。
今後の役どころ
寺田心さんの役どころの田安賢丸の説明の中で田沼意次の失脚後に老中になるとあります。
ということは田沼意次が幅を効かせている間は主だって出てこない可能性があります。
伏線として成長の部分は描かれるとは思いますが、主人公の蔦屋重三郎との絡みがどこまであるのかが今後の見どころになるでしょう。
渡辺謙の田沼意次と宮沢氷魚の田沼意知が蔦屋重三郎とどのように絡んでくるかで展開が変わってくると思います。
実在の人物ではありますが歴史の解釈は人それぞれですのでどうなるかは今後の楽しみです。
脚本の森下佳子さんがどう描いていくのか楽しみしかありません。
まとめ
今回、俳優の寺田心が今年の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」に出演します。
実は大河ドラマは8年前に出演経験があったということでした。
現在16歳の彼が8歳の時に演じた役は大河ドラマ おんな城主 直虎(2017)の虎松役でした。
子役時代の役でどんな感じで役に望んでいたのかがよくわかりました。
また8歳だと完全に子役でしたが今回の役は大人の役になりますのでビジュアルの変化も相当なものでした。
今回は時代劇で年齢不詳なところがありますが、実年齢は16歳でまだまだ学生役もできると思います。
またいろんな役を見てみたいと思いました。