

「スキーモ」という競技をご存知でしょうか?
スキーで雪山を登り、時にはスキーを担いで走り、そして滑り降りる、
非常に過酷ながらもダイナミックな山岳スポーツです。
そんなスキーモ界で、今ひときわ輝きを放っているのが上田絢加(うえだ あやか)選手です。
このスキーモが、2026年に開催されるミラノ・コルティナダンペッツォ冬季オリンピックから新競技として
採用されることが決まり、注目を集めています。
彼女は、2025年4月に行われたスキーモ日本選手権のスプリント種目で見事初優勝を果たした実力派アスリートです。
実力だけでなく、「かわいい!」とファンの間で評判になっています。
今回は、そんな上田絢加選手の魅力を5つのポイントにまとめてご紹介します!
目次
笑顔が素敵!飾らない素顔とキュートな人柄

スキーモはスキーで雪山を登り、時にはスキーを担いで走り、そして滑り降りるという過酷な競技です。
競技の時に見せる真剣な表情と打って変わって、普段の上田選手は笑顔が素敵な、とてもチャーミングな女性です。
彼女のSNSやインタビューからは、飾らない人柄が伝わってきます。
趣味は
「おいしいものを食べること」や
「スーパーマーケットめぐり」です。
大学時代には、マラソン大会への参加と旅行を組み合わせて全国各地を訪れていたという、
アクティブで好奇心旺盛な一面も持っています。
失敗を恐れずに「やってみる」ことを大切にし、
「明日人生が終わってもいいと思えるくらい、やり残しのない毎日を送りたい」
と語るポジティブな姿勢も魅力的です。
最近では、NHKのドキュメンタリー番組
「ドキュメント72時間」
でたまたま取材されました。
番組インタビューで、挑戦する姿が多くの視聴者の共感を呼びました。
異色の経歴!OLから五輪を目指すアスリートへ

上田選手は1993年2月10日生まれ、大阪府富田林市出身です。
神戸大学を卒業後、飲料メーカー大手の「サントリーホールディングス」に就職しました。
高校時代は陸上部に所属します。
大学時代はスキーをしたかったということで部活に所属はしませんでした。
陸上経験は高校止まりでしたが、ランニングは続け、
フルマラソンや100kmマラソンにも挑戦するなど、
アクティブな学生生活を送っていました。
社会人2年目の時、友人の誘いで「スカイランニング」という
山岳スポーツに出会い、その魅力に引き込まれます。
スカイランニングのトップ選手たちがオフシーズンのトレーニングとして行っていた
「スキーモ」にも興味を持ち、挑戦することにしました。
元々スキー経験があったこともあり、陸上、水泳、トランポリンなど、
これまで培ってきた経験が集約されるようなスキーモに、
「生涯続けられるスポーツ」としての可能性を感じたと言います。
そして、「スキーモ」がオリンピック種目に決定したことが、彼女の人生の大きな転機となります。
会社員としての安定した生活と、アスリートとしての夢の間で揺れました。
悩んだ末に、「今しかできないこと」を選び、2023年に勤めていた会社を退職します。
スキーモに専念するため、群馬県に移住するという大きな決断をしました。
「陸上選手でも、スキーのエリートでもなかった自分が、オリンピックをめざしている」
と語る彼女の挑戦は、多くの人に勇気を与えています。
実力は折り紙付き!国内外で結果を残すトップアスリート

上田選手の魅力は、その経歴やルックスだけではありません。
アスリートとしての実力も確かなものです。
スキーモに本格的に取り組み始めてから
わずか2年で日本選手権準優勝を果たすなど、瞬く間に頭角を現しました。
そして2025年4月には、スキーモ日本選手権のスプリント種目で念願の初優勝を飾っています。
2023年にはスキーモ世界選手権の日本代表に選出されます。
2025年1月には、オーストリア・ドイツ選手権のスプリントにオープン参加し、
全体の3位に相当するタイムを記録します。
2月には、オーストリアで開催された国際大会「MAIN ATTACK」で、
ヨーロッパの強豪選手を抑えて海外初優勝を果たしました。
着実に世界レベルの実力をつけており、
2026年のオリンピック出場に向けて大きな弾みをつけています。
また、スキーモを始めるきっかけとなった
「スカイランニング」でも輝かしい実績を残しています。
2018年のアジア選手権3位入賞を皮切りに、2020年には日本選手権で優勝しています。
2021年には、スカイランナージャパンシリーズ史上初となる、
SKY(長距離)とVERTICAL(短距離登り)の両種目での
年間チャンピオンに輝きました。
夏はスカイランニング、冬はスキーモと、山を舞台に二刀流で活躍する姿は驚異的です。
ここにもまた「二刀流に挑戦する大和なでしこがいた」ということです。
未来へ!上田選手の挑戦とスキーモの普及への想い
上田選手の現在の最大の目標は、
2026年のミラノ・コルティナダンペッツォ冬季オリンピックで活躍することです。
その夢に向かって、オーストリアなどを拠点にトレーニングとレースに励んでいます。
また同時に、自身を成長させてくれたスキーモやスカイランニングといった山岳スポーツの魅力を、
もっと多くの人に知ってもらいたいという強い思いも持っています。
ヨーロッパでは人気の高いこれらのスポーツですが、日本ではまだ競技人口が少ないのが現状です。
上田選手は、群馬県片品村で開催されるスキーモの体験会にコーチとして参加し、普及活動にも積極的に関わっています。
道具が高価で始めるハードルが高いスキーモを、レンタルを利用して気軽に体験できる機会を提供しています。
「誰にでもチャレンジできる可能性は広がっているはず」。
彼女自身の経験を通して、多くの人に挑戦することの素晴らしさを伝えています。
美人姉妹でも話題に!YouTubeで見せる自然体な魅力
実は上田選手には、「うえだまりな」さんという、妹さんがいます。
二人は非常に仲が良く、「上田姉妹の山遊び~あやかとまりなで楽しむよ~~!」というYouTubeチャンネルを開設し、
一緒に登山を楽しむ様子などを配信しています。
動画では、リラックスした表情や、おどけた姿など、
上田選手の素顔を垣間見ることができます。
妹のまりなさんが撮影・編集を担当しており、
登山に慣れている姉・絢加さんがスタスタと登っていくのに対し、
息を切らしながら後を追うまりなさんを優しく待つ絢加さんの姿など、
姉妹の微笑ましいやり取りが人気を集めています。
「美人姉妹すぎる!」と評判の二人の仲睦まじい姿は、見ているだけで心が和みます。
YouTubeチャンネルは、上田選手の新たな魅力を発見できる場所となっています。
ぜひ、チャンネル登録をして楽しんで見て下さい。
まとめ
OLからアスリートへという異色の経歴を持ち、国内外で目覚ましい活躍を見せる上田絢加選手です。
実力はもちろんですが、
かわいいルックス、飾らない人柄、
そして美人姉妹での活動など、多方面から注目を集めています。
2026年のオリンピックに向けて挑戦を続ける彼女の姿は、勇気と感動を与えてくれます。
そして、彼女の活躍を通して、「スキーモ」という競技の魅力もますます広がっていくことでしょう。
今後の上田絢加選手の活躍から目が離せません!ぜひ、皆さんも一緒に応援しましょう!