2025年の紅白歌合戦に、K-POPグループ「aespa」が初出場することが発表されました。
ファンの間では歓喜の声があふれ、一時は祝福ムードに包まれていたのですが。
その裏で、ある過去の投稿が再び掘り返され、SNSを中心にざわつきが広がっています。
やがて騒動は炎上へと発展し、ネット上では11万人以上が署名活動に賛同するという異常事態に。
「なぜ今、このタイミングで?」
そう首をかしげる人も多いかもしれません。
けれども、この問題の根は意外と深く、単なる“バッシング”では語りきれない背景が見え隠れしているのです。
国民的番組である紅白を舞台に巻き起こったこの波紋・・・。
その核心にあるものとは、一体何なのか。
aespa紅白出場決定で波紋!
2025年11月14日、NHKが発表した「第76回NHK紅白歌合戦」の出場者リストに、K‑POPガールズグループ aespa(エスパ) の名前がありました。
紅白といえば、日本を代表する年末恒例の音楽イベント。
その晴れ舞台にaespaが初めて登場するというニュースは、K‑POPファンにとってまさに歓喜の瞬間となりました。
公式X(旧Twitter)では、メンバーたちが「紅白の舞台に立つことができてとても光栄です!」とコメント。
「本当におめでとう!」「必ず観るよ!」と、ファンからは祝福の声が相次ぎました。
ところが、その熱狂の直後――ネット上ではある“過去の出来事”が掘り返され、徐々に空気が変わっていきます。
きっかけは、aespaの中国人メンバー・ニンニンが2022年にファン向けアプリ「Bubble」に投稿した一枚の写真。
そこに写っていたのは、キノコ雲を連想させる形の卓上ランプ。
添えられていたのは、「可愛いライトを買ったよ〜〜〜どう?」という軽やかな一言でした。
当時も一部で批判の声は上がったものの、大きな騒ぎにはならず、静かに消えていったこの投稿。
しかし今回の紅白出場決定を機に、再びSNS上で拡散されると、状況は一変します。
「原爆を思わせるランプを“可愛い”と紹介する感覚に違和感がある」
「戦後80年という節目に、これはふさわしくない」
そんな声が急増し、今では11万人超の署名が集まるまでに拡大しました。
特に批判の矛先が向けられているのは、NHKの出場者選考の姿勢です。
2025年は終戦からちょうど80年という節目の年。
平和を象徴する紅白の場に、過去に原爆関連で物議を醸したアーティストが登場することに対し、疑問や反発が噴き出しています。
さらに、過去には韓国の人気グループBTSが「原爆Tシャツ問題」を受けて、テレビ朝日『ミュージックステーション』の出演を取り消されたという前例も。
それだけに、「なぜaespaは問題視されないのか?」
NHKの一貫性に対しても厳しい目が向けられているのです。
とはいえ、すべてが批判というわけではありません。
「3年前の投稿で、悪意はなかったはず」
「あれは無知によるミス。すでに反省している」
といった声や、
「出演取り消しはやりすぎでは?」
「紅白は音楽の祭典。政治的な判断は不要」
という擁護や冷静な意見も、SNS上では根強く見られます。
いまや喜びと批判が真っ向からぶつかる、賛否両論の紅白初出場。
その注目の高さとともに、この騒動がどんな結末を迎えるのか、目が離せません。
原爆ランプ問題で大炎上!
では、そもそも「原爆ランプ問題」とは何だったのか。
そして、なぜここまで大規模な炎上へと発展したのか。
この騒動の核心に迫ってみましょう。
発端となったのは、aespaの中国人メンバー・ニンニンが2022年にファン向けアプリ「Bubble」に投稿した、たった一枚の写真でした。
「可愛いライトを買ったよ~~~、どう?」というコメントとともに添えられたその画像。
そこに写っていたのは、キノコ雲のようなシルエットをした卓上ランプだったのです。
ぱっと見は何気ない日常の一コマ。
けれども、見る人によっては原爆の爆発を連想させるそのデザインが、当時も一部で物議を醸していました。
あれから時が流れ、2025年11月14日。
aespaの紅白初出場が発表されると、あの投稿が再び掘り起こされ、SNS上で急速に火がついていきます。
X(旧Twitter)では
「#aespa原爆ランプ事件」
「#aespaの紅白出場取消を求めます」
といったハッシュタグが急浮上し、トレンド入りを果たすまでに拡大。
さらに炎上を加速させたのが、Change.orgで開始された署名キャンペーンでした。
そのタイトルは、「aespaの紅白出場停止を求めます」。
「原爆による即死者11万人という歴史的悲劇を“可愛い”と表現するのは許されない」という強い言葉で訴え、NHKの出場者選定にも疑問を投げかける内容です。
そして、この署名運動を拡散したのが暴露系インフルエンサー集団「DEATHDOL NOTE(デスドールノート)」。
「これは見逃してはいけない問題だ」「公共放送の倫理が問われている」と、Xを中心に次々と発信。
その影響力もあり、署名数はわずか4日で10万人を突破。
11月24日時点では、11万人超という異例の規模にまで達しています。
なぜここまで怒りが広がったのか?
背景にあるのは、やはり原爆という歴史的テーマの重さです。
被爆地に縁のある人たちはもちろん、直接戦争を知らない若い世代にとっても、「原爆=深い悲しみ」「軽々しく扱ってはいけない記憶」という意識が根づいています。
「たとえ悪意がなかったとしても、“可愛い”という表現に違和感がある」
「見て傷ついた人がいるなら、きちんと説明か謝罪があってもいい」
そんな声に、多くの人が共感したのです。
もちろん異なる視点も存在します。
「単なるインテリアであって、原爆を意識したものではない」
「投稿は3年前。今さら蒸し返すのはフェアじゃない」
「紅白は音楽番組であって、政治的メッセージの場ではない」
こうした冷静な声や擁護意見も、一定数存在しています。
けれども、ここまで騒動が拡大した理由の一つは、その後の対応の乏しさにあります。
現時点で、aespa側からの公式な説明も謝罪もなく、NHKも「意図はなかったことを確認した」との短い見解にとどまっています。
この“沈黙”が、かえって火に油を注いでいる――そんな空気がネット上には漂っています。
つまり今回の炎上は、単なる投稿の問題にとどまらず、
「歴史との向き合い方」「文化的配慮」「公共放送の責任」など、複数の価値観がぶつかり合う構図になっているのです。
次の見出しでは、この署名活動が与える影響、NHKや事務所側の対応、そして今後の展開について掘り下げていきます。
11万人署名と今後の影響は?
2025年11月24日現在、「aespaの紅白出場停止を求めます」と題された署名活動には10万人超の賛同が集まり、ネットの枠を超えて社会的な議論へと発展しています。
発端はたった一つのSNS投稿。
けれど、ここまで問題が膨れ上がった背景には、投稿の是非だけでなく、NHKの選考基準、メディアの姿勢、そして歴史との向き合い方といった複雑なテーマが絡み合っているのです。
署名キャンペーンの文面では、こんな声が投げかけられています。
「紅白は、日本の文化を祝福し、平和を願う番組であるべきです」
「被爆者や遺族が今も生きている中で、過去に原爆を軽視するような投稿をした人物を出演させることは、極めて不適切です」
特に今年は、「戦後80年」という節目の年。
紅白という国民的な番組に対し、視聴者の間では「出演者にどんなメッセージ性を持たせるのか」が問われているのかもしれません。
では、NHKはどう反応しているのでしょうか。
11月19日、NHKのメディア総局長は定例会見でこう述べています。
「先日公表した出場者に、出演していただけるんだろうと思っている」
つまり、現時点ではaespaの出演を維持する方針を示している一方で、どこか“今後次第”とも取れる含みを残したコメントでもありました。
一方、当のaespa側と所属事務所であるSMエンタテインメントは、これまでに本件への公式コメントを出していません。
日本法人への取材にも沈黙を貫いており、ファンの間では「この無反応が逆に不安をあおっている」との声も上がっています。
この沈黙の影響は、aespaの今後の活動にも無関係とは言い切れません。
2024年7月、日本デビューからわずか数ヶ月で10万人以上を動員するアリーナツアーを成功させたaespa。
今、まさに日本市場に本格進出しつつあるタイミングでのこの騒動――
「紅白出場の是非」だけでなく、“日本での信頼をどう築き直すか”という、より根深い課題が突きつけられています。
X(旧Twitter)では、「#aespaを守れ」といった擁護系ハッシュタグも登場し、賛否はますます二極化。
「3年前の投稿を今さら責めるのは酷だ」と訴える声もあれば、
「問題なのは投稿じゃなくて、その後の説明や姿勢だ」と指摘する意見も。
さらに、一部のファンによる過激な擁護発言が逆効果となり、“炎上の二次被害”も発生しています。
ここまでくると、騒動の火消しどころか、収拾の糸口すらつかめない状態といえるかもしれません。
韓国メディアでもこの問題は大きく報道されています。
「日本でaespaがボイコット運動の対象になっている」
「署名が拡大し、紅白出演に“深刻な影響”が出ている」
といった見出しが並び、日韓両国で高い関心を集めているのが現状です。
グローバルで人気を誇るaespaは、ストリーミング1億回を超えるヒット曲を複数持つ実力派。
その分、表現や行動に対する責任もまた、世界的に問われる立場にあるのでしょう。
今のところ、紅白出演取り消しの発表はありません。
けれど、過去には世論の声によって出演予定が変更された例も存在します。
このまま無風で年末を迎えられるのか――それとも。
注目のステージに立つその瞬間まで、波紋は広がり続けそうです。
まとめ
aespaの紅白出場をめぐる今回の騒動は、
もはや一枚の投稿を巡る問題だけでは済まされない段階に入っています。
議論の矛先は、表現と歴史認識の境界線、
そしてメディアが持つ公共性と判断の重みにまで広がってきました。
11万人超の署名という“数字で見える民意”は、
ただの批判でも感情論でもなく、
「それでも選ぶ理由は何か?」という問いを、番組制作側に突きつけています。
それは、視聴率や人気に偏らない選考の是非、
そして紅白という“国民的イベント”が担うべき意味そのものにも及ぶ問題です。
いま、aespaが立たされているのは、スポットライトの中心であると同時に、
社会的な価値観がぶつかり合う十字路なのかもしれません。
この出来事が、単なる“紅白の話題枠”で終わるのか。
それとも、表現と責任、そして放送の在り方を考える契機になるのか。
すべては、これからの対応と選択次第。
注目のステージに立つその日、彼女たちの背後にあるストーリーにも、きっと多くの視線が注がれることでしょう。