

NHK連続テレビ小説『あまちゃん』で一躍国民的女優となり、
その後も独自の道を歩み続けている女優・のんさん(本名:能年玲奈)です。
透明感のある演技と、自由でクリエイティブな活動スタイルは多くのファンを魅了し続けています。
2025年春、のんさんは久々にドラマ出演が相次いで発表され、再び大きな注目を集めています。
今回は、のんさんの最新ドラマ出演情報に加え、近年の多彩な活動についてもご紹介します。
2025年春のドラマ出演ラッシュ

DMM TVオリジナルドラマ『幸せカナコの殺し屋生活』で主演
2025年2月28日よりDMM TVで独占配信がスタートした『幸せカナコの殺し屋生活』では、のんさんが主演を務めています。
原作は若林稔弥さんの人気4コマ漫画の作品です。
ブラック企業で心身ともに疲弊していた主人公・西野カナコ(のんさん)が、
ある日突然「殺し屋会社」に転職し、意外な才能を発揮していくという異色のコメディドラマです。
藤ヶ谷太輔さん、矢本悠馬さん、山崎紘菜さん、菅井友香さんらとの共演も話題となっており、
DMM TVでは第1話を特別に無料公開するなど注目を集めています。
コミカルでキュートなのんさんの演技が光る作品として、SNSでも多くの反響を呼んでいます。
YouTubeでもショート動画が流れてきたりして、コミカルな演技がツボにハマります。
NHK BS『藤子・F・不二雄SF短編ドラマ』シーズン3「換身」に出演
2025年3月25日にNHK BSプレミアム4Kで初回放送され、4月3日にはNHK BSでも放送された
『藤子・F・不二雄SF短編ドラマ』シーズン3「換身」にものんさんが出演しました。
藤子・F・不二雄先生の傑作SF短編漫画を原作とした本作では、
立場や性別の異なる人間同士の入れ替わりという"少し不思議な"世界観が描かれています。
のんさんは尾上松也さん演じる主人公・五郎の婚約者・みどり役を演じ、六平直政さんらと共演します。
藤子作品特有の哲学的なテーマとユーモアが融合した作品で、のんさんの繊細な演技が光った作品になりました。

TBS日曜劇場『キャスター』第3話にゲスト出演
そして最も注目を集めているのが、2025年4月27日放送予定のTBS系日曜劇場『キャスター』第3話へのゲスト出演です。
民放地上波ドラマへの出演は、2014年の『世にも奇妙な物語』以来、実に11年ぶりとなる待望の復帰となります。
阿部寛さん主演の同ドラマで、のんさんは万能細胞を発見する科学者・篠宮楓役を演じます。
"リケジョ"(理系女子)としての新たな一面を見せるのんさんの演技に、多くのファンが期待を寄せています。
井之脇海さん、利重剛さん、花總まりさんらも同じく第3話にゲスト出演する豪華な布陣となっています。


多彩な活動を展開するのんさん
Netflix映画『新幹線大爆破』で運転士役に挑戦
2025年4月23日からNetflixで独占配信開始予定の映画『新幹線大爆破』にものんさんが出演します。
1975年に公開された名作のリブート版で、草彅剛さん主演の本作で、
のんさんは時速100kmを下回ると爆発する爆弾が仕掛けられた新幹線「はやぶさ60号」の運転士・松本千花役を演じます。
原作では千葉真一さんが演じていた役柄を担当することになったのんさんでした。
4月21日に開催された発車記念イベントでは「びっくりしましたが、うれしかった」と語り、
運転席での撮影を「ワクワクしました」と振り返っています。
アクション要素も含む本作での新たな挑戦に注目が集まっています。

活発な音楽活動

2017年頃から本格的に始めた音楽活動も継続中で、2025年5月2日には中国・東莞で開催される
「2025年東莞スーパーストロベリー・ミュージック・フェスティバル」に出演することが発表されています。
歌手としてのキャリアも着実に積み重ね、ライブやフェスへの出演、新曲のリリースなど、
アーティストとしての活動も精力的に続けているのんさん。
多彩な才能を発揮する姿は、多くのファンの支持を集めています。
アーティスト活動のチャンネルのようでした。精力的に発信されています。
YouTube「のんやろが!ちゃんねる」での等身大の発信
2021年9月に開設されたYouTubeチャンネル「のんやろが!ちゃんねる」では、
のんさんが自身の日常や創作活動、様々な挑戦を発信しています。
チャンネル登録者数は18万人を超え、多くのファンに支持されています。
関西弁トークや様々なクリエイティブな企画を通して、のんさんの等身大の姿が楽しめるチャンネルとなっており、
ファンとの距離を縮める大切な場となっています。
関西出身の「のんさん」の主戦場かも知れませんね。
アート・映像制作など多方面での活躍
のんさんは俳優、音楽活動だけでなく、アートや映像製作など多方面で才能を発揮しています。
2022年には映画『Ribbon』で脚本・監督・主演を務め、クリエイターとしての才能も示しました。
また、大阪関西国際芸術祭2025への参加も予定されており、ジャンルを超えた幅広い表現活動を続けています。
2025年3月の『numero』のインタビューでは「何も捨てずに大人になれる」と語り、
自分らしい表現を追求し続ける姿勢を貫いています。
まとめ
2025年春は、のんさんの女優としての新たな挑戦が続きます。
特に11年ぶりの地上波ドラマ出演となる『キャスター』は、のんさんのキャリアの転機となる可能性も秘めています。
DMM TVでの主演作やNHK BS作品、Netflix映画など、配信・地上波を問わず多彩な作品に出演するのんさん。
女優業だけでなく、音楽活動、YouTubeでの発信、アート活動など、
既存の枠にとらわれない自由な発想とチャレンジ精神で、
のんさんは今後も私たちに新しい感動や発見を届けてくれることでしょう。
2025年の春は、そんなのんさんの多彩な魅力を存分に堪能できる季節となりそうです。
ファンの皆さんはもちろん、久しぶりにのんさんの作品を見る方も、
この機会にぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。