今回、立憲民主党と公明党が手を組む。

この新党構想が静かに、しかし確実に政界をざわつかせています

そんな中、ひときわ強い異議を唱えているのが原口一博議員。

彼はついに「党を返せ!」とまで言い放ち離党間近との声も上がるほど、深い怒りを露わにしました。

いったい何が、ここまで彼を突き動かしているのか。

政界再編が水面下で進むなか、その裏側では単なる政局の駆け引きでは片づけられない、もっと根深い摩擦がくすぶっています。

原口氏が「決別」という言葉をちらつかせる背景には、信念、失望、そして長年積み重ねてきたものへの裏切り。

さまざまな思いが交錯しているように見えます。




原口一博が離党寸前の理由

「離党ではない。」

「党を返してほしい」。

この一言に、怒りと焦燥がすべて詰まっているように見えるのではないでしょうか?

 

引用元: ペーイチ のX

立憲民主党が進める新党結成構想に対し、彼はいま、これまでにないほどの強い危機感と怒りをあらわにしているようです。

きっかけは、2026年1月15日に開かれた両院議員総会。

その“やり方”に対し、原口氏は「これは民主主義の破壊だ」と真っ向から批判しました。

事の発端は、総会の“招集方法”にありました。

そのとき原口氏は、なんと石垣島に滞在中。

本土に戻る時間もない中で、突然の総会招集です。

当然、物理的に出席は不可能だったのです。

にもかかわらず、そこで求められたのは「新党結成を前提とした執行部への白紙委任」でした。

ほとんど説明もないまま、白紙委任を迫るような進行だったのではないでしょうか?

 

引用元: よし猫(Japan is back!)のX

原口氏は「黙って従え」と言わんばかりの空気に、強く反発します。

「そんな白紙委任はできない。」

「私は絶対に一任しない」

そう言い切り、不在を逆手に取ったようなこのやり方に対して、「手続きの正当性がない」と真っ向から問題を提起したのです。

 

注目の的となっているのは、立憲民主党と公明党による新党構想。

報道によれば、「中道改革」などの党名案が浮上しており、野田佳彦元首相と公明党の斉藤鉄夫幹事長が、すでに合意に達しているともいわれています。

ですが、原口氏はこの動きに対してはっきりと「決別」を宣言。

 

「分党を求める」「あなた方とはもうやれない」

彼の主張は明確で、野田執行部が新党を立ち上げるのなら、筋を通して離党すべきだと突きつけています。

これはもはや単なる「離党検討」のレベルではないと言い切っていいでしょう。

分党要求、そして路線の決別宣言そのもの。

 

党内対立の核心が、ついに表面化してしまった形です。

その背景には、党の現状に対する深い危機感もあるのでしょうか?

原口氏は、「昨年末の時点で議席は半減する予測だったが、今や20議席を切る可能性もある」と分析。

「これは、かつての新進党が崩壊したときとよく似ている」と語り、執行部の方針が党の命取りになる危険性を指摘しているのです。

 

つまり、彼の怒りは感情的なものではなく、「崩壊の兆しを肌で感じている現場感覚」に裏打ちされたものだといえます。

警鐘を鳴らすその声は、軽視できるものではありません。

次の章では、焦点となっている「公明党との合流案」について、なぜ原口氏がそこまで強く反発しているのか?

その理由をさらに深掘りしていきます。




公明党との新党案に猛反発

原口一博議員がとりわけ強く反対しているのが、立憲民主党と公明党による新党結成構想です。

2026年1月15日、立憲の野田佳彦代表と公明党の斉藤鉄夫代表が正式に党首会談を行い、新党の設立に合意したと報じられました

 

引用元:TotalNewsWorldのX

新党の名前は「中道改革」で調整が進んでいるとのこと。

スタートは衆議院の議員を中心にで、参議院には当面広げないという方針で、法人格としての立憲民主党も維持される見通しです。

とはいえ実質的には、「立憲民主党の看板を掛け替える」動きに他なりません。

 

この展開に対し、原口氏は猛烈に反発。

その理由はいたって明快です。

政策も理念も異なる政党と、政局的な数合わせで一緒になることへの強い違和感

 

たとえば安全保障。

立憲は「専守防衛」や平和主義を掲げていますが、公明党は与党として防衛費の増額や敵基地攻撃能力の保有に同意してきた立場です。

また、コロナ政策やワクチン接種への対応でも、両者の距離は決して近くありません。

 

こうした根本的な方向性の違いを無視した新党案に対し、原口氏は「これはもう、理念なき野合だ」と一刀両断しました。

さらに問題なのは、執行部が勝手に話を進め、地方組織や党員に十分な説明をしていない点です。

その不誠実な進行に対しても、原口氏の怒りは収まりません。

 

引用元: 原口 一博公式X

X(旧Twitter)でも原口氏は連日投稿を続けています。

「誰が見ても筋が通っていない」

「追い詰められて、公明党にすがっているようにしか見えない」

「これでは支持率は回復しない」

そんな言葉が並びます。

お兄さん
お兄さん
公明党の支持基盤は宗教団体だったよね?
ちょっと前まで自民党と組んでいたのにニャア~
ねこ
ねこ

中でも注目されたのが、こんな一言。

「これは公明党にとっても迷惑ではないか」

合流が立憲側の都合で進められていることへの違和感、そして相手への礼節を欠いた進め方への配慮もうかがえます。

 

また、党内でこの新党構想についてまともな議論がなされていないことも、大きな問題だと原口氏は指摘。

地方組織には何の説明もなく、唐突に合流や執行部一任を求める姿勢は、彼の言葉を借りれば「まるで後ろから鉄砲を撃たれたようだ」。

強引なプロセスが招いた不信。

こうした進め方こそが、党の信頼を失わせている。

原口氏にはそう映っているのでしょう。

 

ここまで来れば、原口氏の主張は明白です。

「分党してほしい」

「あなた方とはもうやれない」

「党を返してほしい」

これらの言葉こそ、彼の“最後の一線”を物語っています。

 

次の見出しでは、その「党を返せ」という強烈な一言の裏にある想い、そして原口氏が水面下で描いている“もう一つの構想”に迫っていきます。




「党を返せ」発言の真意とは

「分党してほしい」「あなた方とはもうやれない」

原口一博議員がこう断言したとき、政治に詳しくない人でさえ、立憲民主党の内部で尋常ではない事態が起きていると感じたのではないでしょうか。

 

引用元:⏳のX

原口氏の主張は明快です。

「出ていくのは自分ではない。」

「党を勝手に変えているのは執行部のほうだ」

この逆転のロジックこそが、彼の立場を象徴しています。

 

彼が求めているのは“離党”ではありません。

あくまで“分党”。

つまり、立憲民主党の理念や立ち位置を変えたいのではなく、元の姿を取り戻したいという訴えなのです。

その背景には、「立憲民主党の理念を守りたい」という、揺るぎない想いが見え隠れします。

原口氏は、これまで国境離島である石垣島などにも自ら足を運び、安全保障の現場を肌で感じてきた政治家です。

中央の論理だけで物事を決めず、地方の声や現実を政治に届ける。

一貫して貫いてきた姿勢。

 

しかし今、党は公明党との合流に傾き、「中道改革」なる新党の名のもと、衆議院中心に“衣替え”しようとしています。

しかもその過程は、党員や地方組織への説明もほとんどなく、執行部だけで粛々と進められている

これこそが、原口氏にとって我慢ならない一線だったのでしょう。

 

「党を返せ」という言葉の裏には、抗議と決別の意思がはっきりと込められています。

それは、「党の私物化をやめろ」「理念を捨てるな」という、彼なりの叫び。

立憲民主党が歩んできた歴史と価値観を、一部の判断で塗り替えようとするやり方への強い危機感がにじみ出ています。

 

さらに、あの両院総会に出席できなかった原口氏に対し、党事務方からは

「1月20日までに離党届を出せ」

「中道なんとかに入党しろ」

といった通告が届いたとも明かしています。

事実上の排除通告。

 

原口氏はこれに対しても即座に反発しました。

「ふざけるな。私が出ていく筋合いはない」

今の彼は、排除されようとしている当事者として、ぎりぎりの場所で踏みとどまっています。

過去には「憂国連合(ゆうこく連合政治協会)」という政治団体を設立し、超党派連携を模索してきた経緯もあります。

とはいえ、今回の反対はその団体をテコにしたものではありません。

あくまで立憲党内の理念と手続きへの抗議。

筋論を貫く姿勢。

 

派手な対抗運動をしているわけではない。

しかし、その発言は一貫してブレがありません。

そこにあるのは、「民主主義の根っこを壊してはいけない」という政治家としての原則。

 

たしかに彼の声は、今の党内では少数派かもしれません。

けれど、その声を「ノイズ」と切り捨てた瞬間に、党全体が崩れ始める危険がある。

原口氏は、それを誰よりも肌で感じているのでしょう。

 

「最後の防波堤」

新党構想に疑問を抱く人々にとって、原口一博という存在は、そんなふうに映っているのかもしれません。

このまま立憲民主党がどの道を選ぶのか。

それ次第では、日本の野党勢力の勢力図そのものが、大きく塗り替わる可能性もありそうです。




まとめ

政党が看板を掛け替える・・・

変わるのは名前だけじゃないのです。

その瞬間、理念が揺らぎ、共に歩んできた仲間が迷い、積み重ねてきた信頼までもが崩れかねない。

だからこそ、原口一博議員の言葉が多くの人の心に刺さるのでしょう。

 

派手なパフォーマンスでも、扇動的な言葉でもない。

それでも、彼の発言の奥にある“静かな叫び”が、どこか自分たちの不安と重なるように響くのです。

これから先に待っているのは、本当に“刷新”なのか。

それとも、もう取り返しのつかない“分断”なのか。

今、私たちが見つめているのは、単なる政局ではありません。

問われているのは、政治というものの本質なのかもしれません。

ABOUT ME
to-chan
元介護施設職員、現ブロガー、雨を愛する人 自動車好き、読書、光輝くもの好き 座右の銘:朱に交われば赤くなる 好きな四字熟語:一期一会