豪快キャプテンの「おでん」ネタが面白すぎる!M-1でも注目される実力とは?
おでんがテーマの漫才で、こんなに笑えるなんて——。
正直、想像以上でした。
注目を集めているのは、若手コンビの**「豪快キャプテン」**。
彼らが、M-1グランプリ2025の決勝進出を果たし、一気に話題の中心に。
劇場ではすでに「いちばんウケてる」と噂されるほどの実力派なのに、どこか親しみやすさがあるんです。
気取らない空気感が絶妙で、気づけばハマっている人、多いんじゃないでしょうか。
では、そんな彼らの魅力って、一体どこにあるのか?
代表ネタである「おでん」を手がかりに、いま急浮上中のこのコンビがなぜこれほどまでに評価されているのか――。
その理由を、じっくり探ってみましょう。
豪快キャプテンとは?M-1で注目を集める若手漫才コンビ
「最近、やたら名前を聞くようになったコンビがいるよね?」
そんな声があちこちから聞こえ始めているのが、今まさに勢いに乗っている若手漫才コンビ、豪快キャプテンです。
豪快キャプテンは、吉本興業に所属する若手コンビ。
結成は2019年5月で、拠点はよしもと漫才劇場。
この劇場で今、「一番ウケている」と噂されるほどの存在感を放ち、ライブシーンでの人気が急上昇しているといわれています。
まさに劇場発の注目株。
メンバーは、ボケ担当のべーやん(広島県出身)と、ツッコミ担当の山下ギャンブルゴリラ(兵庫県出身)。
まず名前のインパクトが強烈ですよね。
山下さんは、その芸名に負けないほどの熱量で畳みかけるツッコミが持ち味。
一方のべーやんさんは、広島弁が混じるゆるいボケで、じわじわと笑いを積み重ねていくタイプです。
テンション差が生み出す独特のコンビ感が、たまらなくクセになるのではないでしょうか。
漫才のスタイルは、正統派のしゃべくり漫才。
扱うテーマは日常の何気ない話題なのに、なぜか耳を離せない。
そんな独特のテンポと空気感が、観る人の心を掴みます。
ネタ作りは、山下さんが土台を組み立て、そこに2人でアイデアを肉付けしていくスタイル。
だからこそ、まるで素の会話をそのまま聞いているかのようなリアルな掛け合いが生まれるのかもしれません。
そして2025年、彼らがたどり着いた大きな舞台。
M-1グランプリ2025決勝進出。
2023年、2024年と準決勝で悔し涙を飲んできた豪快キャプテン。
3度目の挑戦にして、ついにファイナリストの座を掴み取りました。
まさに努力の積み重ねの結果と言い切っていいでしょう。
決勝進出が発表されると、SNSでは「豪快キャプテンって誰?」という声が続出。
検索数も一気に跳ね上がり、注目度は爆発的に上昇したといわれています。
ネタ動画を観た人からは、
「想像以上に面白い」
「しゃべくりのキレが凄すぎる」
といった声が次々と寄せられています。
そして、その名を一気に広めるきっかけとなったのが、代表ネタとして知られる「おでん」。
豪快キャプテンらしさが詰まった爆笑必至の一本。
次の章では、この話題のネタに、さらに深く迫っていきます。
豪快キャプテンの「おでん」ネタが爆笑をさらう理由
「おでんの好きな具材って、何派?」
そんな何気ないひと言から始まるのが、豪快キャプテンの代表ネタ――日常会話を漫才に変える一本「おでん」です。
ただの食べ物トークかと思いきや、気づけばきっちり漫才として昇華されていくから驚きますよね。
ネタは、広島出身のべーやんがゆるく好みを語り出すところからスタート。
そこに兵庫出身の山下ギャンブルゴリラが、鋭くテンポのいいツッコミをガンガン入れていきます。
この時点で、じわじわ笑いがこみ上げてくるのではないでしょうか。
地域差が生む温度差。
話はどんどんヒートアップし、やがて“ちくわぶ”の話題に突入します。
関東ではおなじみでも、関西では「なにそれ?」と首をかしげられがちな具材ですよね。
この地域差の扱いが絶妙で、「あるある!」と「いや、それはないやろ!」の応酬が、きれいに笑いへ転がっていく流れになっています。
さらに話は脱線し、「おでんとは何か」「家庭の味とは」と、誰も頼んでいない哲学トークへ。
でも説教くさくはならず、バカバカしさ全開のまま突き抜けていくので、客席が大爆笑になるわけです。
ネタの中で空気がどんどん熱くなるのに、笑いの温度も一緒に上がっていくから不思議ですよね。
しょうもなさが突き抜ける快感。
この「おでん」ネタは、2025年4月開催の第60回上方漫才大賞でも披露され、92点の高得点をマークしました。
注目されていたバッテリィズやジョックロックといった強豪を抑えて新人賞を受賞したのだから、快挙と言い切っていいでしょう。
本人たちは「僕らみたいなもんが…」とコメントしていましたが、驚きと喜びが入り混じった表情が印象的だったと聞きます。
ちなみに「おでん」ネタは劇場でたびたび披露されているものの、公式からフル動画はまだ未公開です。
そのためSNSやネット掲示板では、「もう一度見たい!」や「なんで動画出てないの!?」という声が絶えません。
最初は淡々としているのに、気づけばテンションMAXの大騒ぎになっている構成も秀逸ではないでしょうか。
べーやんの自然体なボケと、山下の熱すぎるツッコミがぶつかる掛け合いが、とにかくクセになります。
対照的なキャラが噛み合うことで、笑いがどんどん加速していくんです。
笑いの中に、なぜかちょっとだけ熱さが残るのも、このネタの強さなのかもしれません。
最近では「第2のバッテリィズ」なんて言われることもあります。
ただ、この「おでん」ネタを見れば、豪快キャプテンは比べられる側ではなく、独自のポジションを築きつつある存在だと感じられるはずです。
では次に、彼らがM-1の大舞台でどんな評価を受けているのか、さらに深く追っていきましょう。
M-1で評価された豪快キャプテンの実力
本日開催されたM-1グランプリ2025決勝戦。
その舞台で、ひときわ注目を集めていたのが、豪快キャプテンでした。
実は彼ら、2023年と2024年に2年連続で準決勝まで勝ち進んでいた実力派コンビ。
知る人ぞ知る存在ではあったものの、「あと一歩届かない」「評価は高いけど地味」と言われていたのも事実です。
伸びきらない評価。
そんな中で迎えた3度目の挑戦。
ついに初の決勝進出を果たした豪快キャプテンは、ベテラン・中堅・新鋭が入り混じるファイナリストの中でも、
“劇場育ちの実力派コンビ”として、しっかりと存在感を放っていました。
彼らがここまで評価される理由は、やはりしゃべくり漫才の完成度にあります。
ボケ担当のべーやんが放つ、少しズレた視点の一言。
そこに山下ギャンブルゴリラが、勢いのある関西弁ツッコミを叩き込む。
ずらしと熱量のバランスが絶妙で、王道でありながら今っぽさも感じられる構成です。
しかも彼らのやり取りには、無駄がほとんどありません。
ネタはしっかりと組み立てられ、山場も明確。
ただ笑わせて終わるのではなく、見終わったあとに「あのやり取り、クセになるな」と余韻が残ります。
後引く笑い。
M-1予選では「すき焼き」や「カバン」など、日常を切り取ったネタが高評価を獲得。
SNSでも「じわじわハマる」「クセがないのにクセになる」といった声が多く見られました。
この派手じゃないけど、ずっと見ていたくなる安心感が、今のM-1の空気と噛み合っている印象です。
さらに言えば、豪快キャプテンは「劇場ではウケるけどテレビ向きじゃない」タイプではありません。
ネタのテンポや言葉選びにテレビ的なわかりやすさがあり、初見の視聴者でも自然に笑える。
汎用性の高さも、M-1で評価されている理由のひとつでしょう。
特に注目したいのが、山下ギャンブルゴリラのツッコミ。
ただ大声でまくし立てるのではなく、言葉の選び方と間の取り方が非常に巧みです。
その一言で、会場の空気を一気に引き寄せる力があります。
そして、べーやんのゆるっとした存在感も見逃せません。
いわゆる天然ではなく、計算された外しを自然に見せているタイプ。
この微妙なニュアンスが、観客を引き込む大きな武器になっています。
ナチュラルでリアルな会話劇。
それこそが、今の時代にフィットしている笑い方なのかもしれません。
だからこそ、M-1という全国区の舞台でも、豪快キャプテンは高く評価されたのでしょう。
現時点では、決勝戦の最終結果はまだ出ていません。
ただ、ここまでの過程だけでも、彼らの実力は十二分に証明されたと言っていいはずです。
M-1が終わったあと、
「今年の発見だった」
「もっとネタを見たい」
そんな声が、さらに広がっていく予感がします。
派手さはないけれど、笑いの芯を確実に突いてくる。
このまま全国区の人気者になる可能性も大いにありそうです。
気づけばあなたも、豪快キャプテンにハマっているかもしれません。
まとめ
豪快キャプテンは、ありふれた日常を笑いに変えるセンスと、熱量あふれる掛け合いで、じわじわと存在感を高めてきました。
とりわけ、「おでん」ネタに象徴されるような、くだらないけどリアルなやり取りが、多くの人の笑いのツボをしっかりと捉えて離さない。
気づけば「また見たくなる」…そんな中毒性があります。
そして、いよいよ迎えたM-1という大舞台。
ここで彼らがどんな景色を見せてくれるのか――期待が高まるのも当然です。
今の注目度は、決して一時の勢いだけじゃない。
積み重ねてきた実力と、着実に磨かれてきたスタイルが、ようやくスポットライトを浴びはじめただけ。
これからどんな“次”を見せてくれるのか。
ほんの少し先の未来が、なんだか楽しみになる。
豪快キャプテンは、そんなふうにじわっと心を掴んでくるコンビです。