ドラクエ1&2リメイクが神リメイクと話題!高評価の理由と改善点まとめ

ドラクエ1&2
引用元:ドラゴンクエストⅠ&Ⅱ SQUARE ENIX

2025年10月に発売された『ドラクエ1&2リメイク』が、ここにきて“神リメイク”との呼び声を高めているのをご存じでしょうか。

HD-2Dの美しいビジュアルでよみがえったロトの冒険は、ただの懐古では終わらず、今の時代に刺さる再構築として注目を集めています。

面白いのは、評価しているのが昔からのファンだけじゃないということ。

今作からドラクエに触れた新規プレイヤーにも、「世界観に引き込まれた」「遊びやすいのに奥が深い」と高評価が相次いでいます。

では、なぜここまで絶賛されているのか?

そして本当に、“懐かしさ”だけが魅力なのか?

 

その答えを探るには、リメイクの中身をもっと深く見ていく必要があります。

ただし、良いところばかりが語られているわけではありません。

実際にプレイした人たちからは、「あれ、ここちょっと気になるな…」という声も確かに上がっているのです。

期待と不安が入り混じる中で誕生したこの作品の、リアルな評価の裏側。

そして、見過ごせない改善ポイントとは何か?

この記事では、その“真相”を徹底的に掘り下げていきます。

『ドラクエ1&2リメイクとは何か』

2025年10月30日に発売された『ドラゴンクエストI&II HD-2Dリメイク』は、1980年代にファミコンで誕生した伝説のRPG

『ドラクエ1』『ドラクエ2』を、現代の映像技術とセンスでよみがえらせた完全リメイク作品です。

「HD-2Dって結局どんなもの?」と疑問に思うかもしれません。

それは、ドット絵の懐かしいテイストに3Dの奥行き感を加えた、まったく新しい表現スタイル。

光と影の演出がとにかく美しく、目を奪われるほど。

『オクトパストラベラー』や『ドラクエ3リメイク』で注目された、あのビジュアル表現ですね。

お兄さん
お兄さん
映画のデジタルリマスター版みたいなことかな?

ゲームだから更に進化しているんだね!
ペンタ
ペンタ

そして今回の『ドラクエ1&2リメイク』、単なる昔の再現では終わっていません。

グラフィック、演出、ストーリー、そしてシステムにいたるまで、すべてが“今”の基準で再構築されています。

もう「復刻版」というより、まさに“新作”と呼ぶべき完成度

たとえば『ドラクエ1』では、これまで語られてこなかったローラ姫の過去に焦点を当てた回想シーンが追加。

旅路に深みとドラマが生まれ、感情移入が一気に加速します。

引用元:ヒゲパパのX
『ドラクエ2』にも大きなサプライズが。

なんと原作には存在しなかった新キャラクター、サマルトリアの王女(リンダ)が仲間に加わり、パーティは4人構成に。

彼女の存在が物語にスパイスを加え、展開はよりドラマチックに。

原作ファンですら驚く、新しい冒険が待っています。

 

プレイ時間は、『ドラクエ1』が約10時間、『ドラクエ2』が追加要素込みで約15時間。

合計25時間超というボリュームは、リメイクとしては大満足。

価格は7,480円(税込)とやや高めに感じるかもしれませんが、「これだけの内容ならむしろ安い」との声も少なくありません。

 

評価も絶好調。

海外レビューサイト「メタスコア」で84点、国内主要サイトでは平均8.5点という高評価

SNSでも「新しいロト伝説のはじまり」「神リメイク確定」との声が相次ぎ、話題を呼びました。

 

懐かしさをくすぐりつつ、新規プレイヤーにも響く設計。

これまでのリメイクとは一線を画した、“ドラクエの再定義”とも言える作品です。

では、なぜここまで「神リメイク」と絶賛されているのでしょうか?

次のセクションでは、その理由をじっくり掘り下げていきましょう。

 

『神リメイクと高評価の理由』

さて、ここからが本題です。

なぜ『ドラクエ1&2 HD-2Dリメイク』は、数あるリメイク作品の中でも“神リメイク”とまで称されているのか?

単に懐かしさだけで評価されているわけではありません。

 

まず特筆すべきは、HD-2Dグラフィックが生み出す演出力の高さ

このグラフィック、ただ美しいだけでは終わらないんです。

たとえばドラクエ1で夜のフィールドを歩くと、月明かりが地面に反射し、森の影がゆらりと揺れる。

そんな細やかな光と影の描写が、孤独な冒険者としての気持ちをぐっと引き出してくるんですよね。

お兄さん
お兄さん
細かい描写は、ほんとに映像かと見間違うよね!

再現性の高さはホントにきれいとしか言いようがないね!!
ペンタ
ペンタ

そしてもう一つ、大きな進化を遂げているのがサウンド面

BGMはすべてフルリマスターされていて、音質も臨場感も桁違い。

あの「序曲」が流れた瞬間に、「ああ、帰ってきた…!」と鳥肌が立った人も少なくないはずです。

引用元:漆黒エクスンLo旅物語のX
しかも、今回は主人公に声がついています。

ドラクエ1は花江夏樹、ドラクエ2は内田雄馬という人気声優が担当し、これまで無口だった勇者たちに感情と人間味が宿ったことで、物語への没入感が一気に増しました。

 

ストーリー面の補強も、絶賛されている理由のひとつです。

原作では描かれなかったキャラクターの背景や、ロト三部作のつながりを意識した演出が追加され、シリーズファンなら思わずニヤリとしてしまう場面も盛り込まれています。

特に『ドラクエ11』をプレイ済みの人にはたまらない仕掛けが満載。

 

バトルや育成の面でも、しっかり進化しています。

伝統のターン制バトルはそのままに、新たに巻物・紋章システムが導入されており、呪文や特技のカスタマイズが可能に。

「ギラ」に会心率アップの効果を持たせたり、呪文を“絶技化”してド派手に強化できるなど、戦略の幅が一気に広がりました。

 

探索要素も見逃せません。

海底ステージや追加ダンジョン、小さなメダルや王家の証といったコレクション要素も充実。

しかも、昔のように理不尽な暗闇に怯えることはありません。

洞窟の視界が広くなり、“不便さ”は解消されつつ、“冒険している感”はしっかり残っているのが絶妙。

 

SNSでは、「ドラクエ2が神ゲーすぎる」「3より進化してる」といった声が続出。

中には、「これがドラクエの完成形かもしれない」と語るプレイヤーも現れるほど。

引用元: 伊波貴志マスクドターキーのX
要するに、“神リメイク”と呼ばれる所以は、懐かしさやグラフィックの綺麗さだけじゃない。

原作へのリスペクトを保ちながら、現代の感性で丁寧にアップデートされている

そして何より、プレイヤーが想像していた以上の驚きと感動が、あちこちにちりばめられているからこそ、ここまでの高評価に繋がっているのです。

 

『評価の真相と改善点まとめ』

SNSやレビューサイトでは「神リメイク!」と大絶賛の『ドラクエ1&2 HD-2Dリメイク』。

でも、だからといって全員が満点をつけているわけではありません。

実際、プレイヤーの中には「ここはもう少し…」と感じる声も確かにあります。

 

もっとも多かった指摘が、『ドラクエ1』後半の難易度の高さ

とくにドラゴン系の強敵が出てくる頃になると、「レベル上げが必須すぎてキツい」「急にバランスが尖りすぎ」といった声が目立ちました。

レベル26前後で挑むボス戦は、まさに試練そのもの。

これは原作の緊張感を再現したとも言えますが、ドラクエに久々に触れる人や新規ユーザーにとっては、やや高すぎるハードルだったかもしれません。

 

一方で『ドラクエ2』は、追加キャラや新システムによって難易度バランスが絶妙に調整されており、「1が苦行すぎた」「最初から2をやればよかった」といった声も。

この“1→2のギャップ”が、評価を割っている大きな要因のひとつです。

 

次に挙げられるのが、テンポ感への賛否

戦闘に戦略性が増した一方、エンカウント率の高さや演出の長さが「テンポ悪く感じる」と不満を呼んでいる面もあります。

「演出は綺麗なんだけど、何度も見るとしんどい」という意見、これ…ちょっとわかるんですよね。

 

さらにマップ構造や街のレイアウトも、原作を知るプレイヤーにとっては「変わりすぎて違和感がある」と感じる場面も。

「ここってこんな場所だったっけ?」と、記憶とのズレに戸惑ったという声も少なくありません。

もちろん、完全に一新されたことで“新しいゲームとして楽しめた”という好意的な反応もありますが、意見が分かれるポイントです。

 

ただ、こうした改善点が見えてくるというのは、それだけ多くのプレイヤーがじっくり遊び込んでいる証拠でもあります。

実際、「もう一周したい」「ローラ姫の仲間化ルートが気になる」といったリプレイ欲を刺激する仕掛けもしっかり用意されています。

 

レビューサイトや掲示板でも、「バランス面以外は文句なし」「これからのリメイクの基準になってほしい」といったポジティブな声が続出。

なかには「ドラクエ3リメイクの反省を、1&2でしっかり活かしてきたのがすごい」と評価する意見もあります。

 

つまりこの作品は、ただのノスタルジー狙いではありません。

「ドラクエとは何か?」を改めて問い直しながら、新旧ファンの期待に応えた挑戦作なんです。

一部に賛否があるのは事実ですが、そこに真剣な“向き合い”があるからこそ、このリメイクは今後さらに評価が高まっていく可能性を秘めていると言えるでしょう。

 

もしこれから遊ぶなら、まずはドラクエ1をじっくり味わい、そこから2へと進むのが王道。

ローラ姫がどう物語に関わってくるのか?

サマルトリアの王女・リンダは、どうドラマを動かすのか?

そのあたりを知れば知るほど、この作品の“奥行き”と“深さ”が見えてくるはずです。

 

まとめ

原作の記憶をただなぞるのではなく、今という時代の感性で緻密に再構築された『ドラクエ1&2リメイク』。

その高評価の背景には、細部にまで行き届いたこだわりと、プレイヤーの“知っている”をほんの少しだけ裏切る仕掛けが隠されています。

だからこそ、これは単なる懐かしさでは語れない。

むしろ、“知っているからこそ驚ける”、“知らないからこそ楽しめる”・・・そんな絶妙なバランスがあるんです。

「あの頃」とは少し違う視点で描かれるロトの冒険。

そこには、思いもよらない発見が待っているかもしれません。

そして気づけばあなたもきっと、かつての自分とは違う目で、この世界を旅しているはずです。