紀平梨花がシングル引退へ?アイスダンスで”りかしん”結成に賛否の声!

 

紀平梨花引用元:Yahoo!ニュース

かつて女子シングル界を席巻した紀平梨花(きひら りか)が、今フィギュアスケートの全く異なる世界へと踏み出しました。

電撃的な「りかしん」結成の裏には、単なる転向では語れない決意と背景が隠れています。

引退という言葉がささやかれる中、なぜ彼女は新たなパートナーとともにアイスダンスの舞台を選んだのか?

シングルからの移行、そして世間の複雑な反応。

その先に見据えるものとは?知っているようで知らない、紀平梨花の“今”を追います。

 

紀平梨花がシングル引退?

花束を持つ紀平梨花
引用元:THE DIGEST

「紀平梨花がシングルを引退?」

そんな声がSNS上をにぎわせています。

2025年9月、紀平梨花さんは今季の中部選手権を欠場すると発表しました。

これにより、同大会を通じて全日本選手権に進む道が閉ざされ、女子シングルでのミラノオリンピック出場は不可能となりました。

 

過去にはトリプルアクセルや4回転サルコーを武器に、世界のトップで戦ってきた紀平さん。

ですが、2021年に公表した右足首の疲労骨折が長引き、ジャンプを含む実戦への復帰は難しい状態が続いています。

それでもファンの間では「引退ということ?」といった不安の声が飛び交う一方、本人はシングルの完全引退を表明していません。

 

実際、紀平さんは現在、カナダの名門・クリケットクラブで練習を再開しています。

2025年9月時点では、新たにアイスダンスに挑戦しつつも、シングル競技の可能性も“完全には否定していない”という立場をとっています。

つまり、「シングルは今すぐ引退」というわけではなく、現時点ではアイスダンスを主軸に置いた“並行挑戦(二刀流)”という形でキャリアを継続しているということになります。

お兄さん
お兄さん
引退ではなく、二刀流ということなんだね!

ここにも「二刀流!」がいたんだニャア~
ねこ
ねこ

「ミラノ五輪に出たい!」という夢は、小学生時代から抱いていたものです。

その実現のために、紀平さんは方向を変えてでも目標を追い続けているのでした。

今回の中部選手権欠場は、無理をして怪我を悪化させるよりも、“未来を見据えた判断”だったといえるでしょう。

 

そして注目すべきは、ただ休養を選んだわけではなく、新しい舞台「アイスダンス」へと大きな一歩を踏み出したという点です。

次の見出しでは、突然の発表で話題をさらった「りかしん結成!」について、詳しく見ていきましょう。

 

アイスダンスでりかしん結成!

りかしん
引用元:Yahoo!ニュース (”りかしん”こと紀平梨花と西山真瑚ペア)

2025年9月29日、紀平梨花さんが自身のInstagramでアイスダンスへの挑戦を発表し、世間を驚かせました。

ペアを組む相手は、同い年でアイスダンス経験者の西山真瑚(にしやま・しんご)さん。

2人は「りかしん」という愛称で活動していくことも同時に発表し、ファンの間で大きな話題を呼んでいます。

 

紀平さんといえば、トリプルアクセルや4回転サルコーなどのジャンプで知られる「シングルの天才」。

そんな彼女がジャンプを一切使わないアイスダンスに挑むと聞いて、驚いた方も多いのではないでしょうか?

でも実は、紀平さんはもともとスケーティングの滑らかさや表現力に定評がありました。

怪我でジャンプが難しくなった今、「ジャンプに頼らないスケートの可能性」を広げる手段として、アイスダンスは自然な選択だったのかもしれません。

引用元:紀平梨花公式インスタグラム (このジャンプはホントにきれい!!)

一方の西山真瑚さんは、軽やかなスケーティングと丁寧なリードに定評のあるアイスダンス選手です。

日本スケート連盟の強化選手としても活動しており、実力は折り紙付きです。

練習の拠点は、カナダ・モントリオール。

ここは、かつて高橋大輔さんと村元哉中さんのカップルも研鑽を積んだ名門クラブとして知られ、世界のトップダンスチームが集まる場所でもあります。

紀平さんは以前から、高橋大輔さんの“転向劇”に大きな刺激を受けていたとのこと。

その背中を追いかけるように、彼女も今、新たな氷上のステージに立とうとしています。

 

さらに注目すべきは、「アイスダンスに挑みながらもシングルを完全には捨てない!」という“二刀流”のスタンス。

これまでのフィギュア界ではほとんど例のないスタイルで、まさに前人未到のチャレンジです。

とはいえ、アイスダンスは「滑るだけ」ではありません。

2人での一糸乱れぬステップ、リフトやホールド、音楽との一体感。

どれも高度な練習と信頼関係が求められる世界です。

 

紀平さんと西山さんは現在、今季中の国際大会デビューを目指して本格的な練習を開始しています。

早期の競技会エントリーにも注目が集まっており、どこで“りかしん”が姿を見せるのか、ファンの関心は高まるばかりです。

ちなみに、カップル名「りかしん」は、シンプルながらも覚えやすく親しみやすいネーミング。

SNS上でもすでに定着しつつあり、応援タグとしても盛り上がりを見せています。

 

2人はまったく新しいチャレンジの真っ只中にいます。

それでも、目指す先はただひとつ。

「オリンピック出場!」という夢です。

次は、「なぜそこまでして五輪にこだわるのか?」

そして、「りかしん結成」に対する世間のリアクションを、深掘りしていきます。

 

結成の理由と世間の賛否は?

 

「なぜ今、アイスダンスなのか?」

紀平梨花さんの新たな挑戦に、多くの人がそう感じたはずです。

それもそのはず。

彼女はトリプルアクセルや4回転ジャンプで知られる、まさに“空中戦の女王”

 

そんな選手が、ジャンプを一切行わない「アイスダンス」という新ジャンルに挑むなんて、まさに意外な決断でした。

しかし、この転向には深い背景があります。

紀平さんはかねてから「オリンピックに出場する」という夢を抱き続けてきました。

小学生の卒業文集には「五輪で金メダルを取る」と書き綴ったほどです。

お兄さん
お兄さん
小学校からの夢だったんだね!

夢は語るのではなく、叶えるものだニャア~!
ねこ
ねこ

お兄さん
お兄さん
いい言葉を知っていたね!叶えてこその夢だよね~!

その夢の舞台となる2026年のミラノ・コルティナ五輪です

しかし、長引く右足首の故障により、女子シングルでのミラノ五輪出場は不可能になってしまいました。

シングルの代表選考は今季の全日本選手権を経て行われますが、その前段階となる中部選手権を欠場した時点で、オリンピックの選考対象から外れてしまったのです。

「でも、夢を諦めたくない!」

そんな強い気持ちが、紀平さんをアイスダンスという未知の舞台へと導いたのです。

引用元:紀平梨花公式インスタグラム (ここに来ている時点でオリンピックは諦めてない!って思う)

きっかけのひとつとなったのが、元男子シングルのスター・高橋大輔さんの転向劇。

シングルで世界を魅了した高橋さんが、後にアイスダンスで村元哉中さんとペアを組み、国際大会でも活躍した姿に、強く心を動かされたといいます。

そして今回、同じく23歳でアイスダンス経験のある西山真瑚さんとのペア「りかしん」が誕生しました。

2人はすでにカナダ・モントリオールで本格的な練習をスタートさせています。

では、この「りかしん結成」に対して、世間はどう反応したのでしょうか?

 

SNS上では、

引用元:ミミ⛸欲しいのはどこでも🚪໒꒱FLYYUZU໒꒱⛸のX

「電撃発表すぎて、鳥肌立った」

「前向きな姿勢に勇気をもらった」

といったポジティブな声が多数上がっています。

挑戦に対するエールや、シングル時代とは違う紀平さんの一面に対する期待の声が目立ちます。

一方で、

・「ジャンプの紀平が見られないのは寂しい」

・「たった4ヶ月足らずでオリンピックを目指すなんて無理では?」

・「アイスダンスの世界はそんなに甘くない」

という冷静な反応も確かに存在します。

 

実際、アイスダンスのペアとしての実績はゼロからのスタートであり、ルール、表現、演技の呼吸など、新たに習得しなければならない要素は山ほどあります。

しかも、2026年2月に開催されるミラノ五輪まで、残された時間はわずか4ヶ月弱。

この短期間での代表入りは、非常に厳しい挑戦だと言わざるを得ません。

それでも紀平さんは「可能性がある限り、諦めない」と語り、
西山さんも「最大限の努力を尽くす」と決意を明かしています。

また、今回の挑戦はミラノ五輪だけを見据えたものではなく、2030年のフランス五輪も視野に入れての長期的なチャレンジでもあります。

お兄さん
お兄さん
2030年でもお互い28歳だからね!

まだまだ現役でいけるニャン!
ねこ
ねこ

今、動き出すことこそが、未来につながる大切な一歩なのです。

「応援したいけど、不安もある」

そんな複雑な感情を抱くファンが多いのも当然でしょう。

でも、これほど真っ直ぐに夢を追う姿勢に、心を動かされない人はいないはずです。

引用元:Rika Kihira 紀平梨花公式X (最近の練習風景ですが、始めたばかりとは思えない!!)
新たに始まった“りかしん”の挑戦。

それは、簡単な道ではないからこそ、多くの人の共感を呼んでいます。

 

まとめ

紀平梨花さんの「りかしん」結成とアイスダンス挑戦は、単なる競技転向ではなく、夢を追い続ける意思そのものです。

度重なる怪我に苦しみながらも、自ら道を切り拓く姿は、多くの人に勇気を与えています。

女子シングルでの五輪出場こそ叶わなくなりましたが、彼女の物語はまだ終わっていません。

 

アイスダンスという新たな舞台で、再び輝きを放てるのか。

これからの「りかしん」に注目しながら、紀平梨花さんの歩みにエールを送りたいと思います。