

NHKあさドラ『ばけばけ』でヒロインの子ども時代をえんじる、福地美晴(ふくち みはる)さんに、いま大きな注目が集まっています。
「この子って、いったい何者なの?」
そんなふうに思った人も、多いのではないでしょうか?
テレビに映るるすがたからは、しっかりした雰囲気と、どこか落ち着いた表情が感じられます。
でも、まだ10歳の子どもなんです!
舞台やドラマでみせる“ちょっとしたしぐさ”や“目の動き”には、思わずドキッとさせられることも。
それだけで、ふしぎと気になる存在になってしまうんですよね。
今回は、そんな福地美晴さんについて、これまでの歩みや出演作をわかりやすくまとめました。
読み終わるころには、きっとファンになっているかもしれませんよ?
福地美晴は何者?経歴紹介

「最近よく名前を聞くけど、福地美晴ってどんな子?」
そんな疑問を持った人も多いのではないでしょうか。
2025年後期のNHK朝ドラ『ばけばけ』でヒロインの少女期を演じることで、注目を浴びている子役が、福地美晴(ふくち みはる)さんです。
2015年3月31日生まれの10歳(2025年9月現在)、出身は大阪府。
関西を拠点に活動している芸能事務所「リコモーション(OSAKA)」に所属し、子役として舞台やテレビで活躍中です。
身長は2022年時点で約125cm。(今はもう少し大きくなっているでしょう)
特技はジャズダンスと日本史という、ちょっとユニークな組み合わせが印象的ですね。
芸能活動を始めたのは、ごく最近のこと。
2019年頃からジャズダンスを習い始め、舞台に立つための基礎を着実に身につけていきました。
その後、2021年に観劇したミュージカル『ロミオ&ジュリエット』に感銘を受け、「自分もあの舞台の世界に立ちたい」という想いを抱くようになります。
そして2022年、人生初のオーディションでいきなり大きなチャンスをつかみます。
彼女が挑戦したのは、ミュージカル『SPY×FAMILY』のアーニャ・フォージャー役。

池村碧彩さん、井澤美遥さん、増田梨沙さんとともにクワトロキャストとして選ばれ、初オーディションでアーニャ役という大役を獲得しました。
合格時のコメントでは、
「オーディションで選んで頂いた時は驚きと嬉しさでいっぱいになりました。アーニャとして舞台に立てることにワクワクしています」
と語っており、その素直な喜びが伝わってきます。
演技力・表現力の高さは観客や関係者の間でも評判になりました。
初舞台とは思えないほど堂々とした姿勢で、観客の目を引く存在感を放っていました。
現在は、大阪の演技スタジオ「ACTLABO OSAKA」でトレーニングを継続中。
ダンスと演技のスキルを同時に磨きながら、日々成長を続けています。
NHK朝ドラへの出演も決まり、映像作品での活躍も期待されています。

家族構成やプライベートに関する情報は公表されていませんが、芸能活動を支える家庭のバックアップがあるとみられます。
10歳という年齢ながらも、集中力や責任感の強さが評価されており、プロ意識の高さもうかがえます。
福地美晴さんの名前がここまで注目されている理由は、若干10歳にして、舞台とテレビというまったく異なるフィールドで結果を出しているからです。
初挑戦のオーディションでアーニャ役という象徴的な役を演じ、さらに国民的番組である朝ドラにも抜擢される。
この実績は、まさに“次世代の逸材”という言葉がぴったりです。
引用元:朝夏まなと公式インスタグラム
(元宝塚女優との写真にも笑顔でおさまる度胸はさすがです!)
子役としてのキャリアは始まったばかり。
そのスタートダッシュは誰の目にも鮮やかに映っています。
これからの活躍がますます楽しみですね。
朝ドラ『ばけばけ』で話題に

2025年後期放送のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』。
タイトルだけで目を引くこの朝ドラは、明治時代に実在した作家・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の妻、小泉セツをモデルに描くオリジナルストーリーです。
そして、物語の中心人物であるヒロイン・松野トキの少女時代を演じるのが、今注目の子役・福地美晴さんです。
本作での出演は、福地さんにとって映像作品への大きな挑戦。
これまで舞台を中心に活動してきた彼女が、国民的ドラマでどのような演技を見せるのか、期待が高まっています。
キャスト発表後には、「この子誰?」「かわいすぎる!」「演技が気になる」とSNSを中心に話題が広がり、早くも注目の存在となりました。
特に朝ドラは、物語の冒頭数週でヒロインの幼少期が描かれるため、子役の演技が作品全体の第一印象を左右すると言っても過言ではありません。
そんな大切なパートを任されたことは、福地さんへの信頼の大きさを物語っています。
彼女が演じるトキは、外国文化を受け入れる未来へとつながる女性。
その原点となる“少女時代のトキ”をどう表現するかが、物語のテーマ性にも大きく関わってきます。
単なる子ども時代の描写ではなく、価値観の芽生えや、家族との関係性を丁寧に描く重要な役どころ。
福地さんの演技力が試されるシーンも多くなりそうです。
オーディション合格時のコメントでは、
「オーディションに受かったと聞いた時はとてもびっくりして、『本当に!?』と何度も聞いちゃいました」
と驚きつつ、
「毎朝、『ばけばけ』が楽しみでついお布団から出ちゃうようなドラマになったらうれしいです。一生懸命頑張ります!」
と笑顔で語っています。
このコメントからも、作品への素直な想いや、仕事に対するまっすぐな姿勢がにじみ出ていますよね。
朝の時間にぴったりの、明るく爽やかなイメージが彼女の魅力でもあります。
また、朝ドラといえば「若手俳優の登竜門」としても知られています。
たとえば清原果耶さんや杉咲花さんなど、朝ドラ出演をきっかけに大きくブレイクした実力派たちです。
福地美晴さんも、この作品をきっかけに新たな道を切り拓く存在になるかもしれません。
さらに今回は、明治時代という独特の価値観や文化が息づく時代背景の中で、少女がどう成長していくのかが大きなテーマ。
言葉づかいや所作、感情の繊細な変化など、現代の子どもとは異なる表現が求められる難役でもあります。
だからこそ、制作側が福地さんを起用した理由にも興味が湧いてきますよね。
SNS上では、
「演技力に期待してる!」
「表情の使い方が上手そう!」
といった声も見られ、放送前からファン層が広がりつつあります。
放送初回、冒頭から登場する福地美晴さんの演技が、物語をどう導くのか。
『ばけばけ』という作品の第一章に、視聴者がどこまで惹き込まれるかは、彼女にかかっているのかもしれません。
9月29日からの放送が今から楽しみです。
福地美晴の出演作と将来性
子役として急成長中の福地美晴さん。
出演歴はまだ多くはないものの、すでに「強い印象」と「将来性の高さ」を残しており、これからの飛躍が期待されています。
彼女のデビュー作となったのは、2023年に上演されたミュージカル『SPY×FAMILY』。
原作は人気漫画であり、舞台化の段階から話題性は抜群でした。
そんな注目作で、福地さんが挑んだのはアーニャ・フォージャー役。

愛されキャラであるアーニャは、子役が演じるには非常に難しい役どころ。
にもかかわらず、福地さんは初オーディションでこの大役を射止めたのです。
この舞台はクワトロキャスト(4人の子役が交代で演じるスタイル)で構成されており、それぞれの個性が問われる演出がされていました。
福地さんは、表情や動きに“アーニャらしさ”をしっかりと表現し、観客の記憶に残る存在感を放っていました。
とくにアーニャというキャラクターは、言葉よりも仕草や表情で魅せるシーンが多く、全身で感情を表現する力が求められます。
福地さんは、その難しさを自然に乗り越え、観る人を惹きつける演技を見せてくれました。
現場での彼女の努力や成長が、演技の評価につながっているようです。
そして2025年には、NHK連続テレビ小説『ばけばけ』での重要なキャスティングが決定。
ヒロイン・松野トキの少女期を演じる役として、視聴者の注目が集まっています。
今回は舞台ではなく、テレビというまったく異なる表現の世界。
福地さんにとっては、舞台とは異なる映像作品の表現に挑戦する新たなステップとなります。
このように、ミュージカルと朝ドラという異なるジャンルを10歳にしてすでに経験し、着実に表現の幅を広げている点が、福地さんの大きな強みです。
しかも、大阪を拠点としながら全国的な作品に出演しているというスタイルもユニークです。
地方在住でありながら、東京の舞台やNHKの全国ネット作品にキャスティングされるのは、実力が認められている証といえるでしょう。
さらに、現在も大阪の「ACTLABO OSAKA」で演技とダンスのレッスンを継続中。
学び続ける姿勢があり、成長し続けているという点でも将来性は十分です。
年齢的にも、これから数年間で大きく変化していくタイミング。
表情、声のトーン、演技のニュアンス――どれも今後の成長が楽しみな要素ばかりです。
引用元:ACTLABO OSAKA
もちろん、これから出演する作品や役柄によって見せ方も変わってくるはずですが、すでに彼女には「人の心を動かす力」が備わっていると感じられます。
わずか数作品ながらも、しっかりと印象に残る演技をしているからこそ、次はどんな役を演じるのか、自然と注目してしまうのです。
一歩ずつ、着実に階段を上っている福地美晴さん。
彼女がこれからどんな表現者になっていくのか?
その過程を見守ること自体が、楽しみになっていきそうですね。
まとめ
福地美晴さんは、ミュージカル『SPY×FAMILY』でアーニャ役に抜擢され、朝ドラ『ばけばけ』でもヒロインの少女期を演じるなど、今注目の若手子役です。
舞台と映像という異なるジャンルに挑戦しながら、確かな存在感を放っています。
関西を拠点にしながらも全国区で活躍する彼女の姿に、多くの期待が集まっています。
これからの出演作にも、ますます目が離せません。