

ガソリンの値上げが止まらず、物価も上昇し続けている。
今年4月からでも暫定税率を下げて欲しいと思っていた。
国民民主党の玉木代表が5党協議を呼びかけ、維新の会の吉村代表にも声がかかった。
そんな中、「日本維新の会の吉村代表は拒否をした」ということだった。
高校の無償化はすんなり受け入れたのに、なぜガソリンは拒否したの?と思っていたのですが、
調べてみたら意外なことが分かりました。
本当は新年度から進めたいが!
国民民主党の玉木代表から打診された5党協議の中に維新の会も入っていたのですが、吉村代表はこれを拒否しました。
維新の会は国民の敵だと思いました。
しかし、真相は違いました。確実に法案を通すための戦略だったということです。
【一緒に協力して、粘り強く合意形成して、ガソリン減税実現させましょう。一刻も早く実現させる。】#日本維新の会
代表 吉村洋文 チャンネル pic.twitter.com/JnGiQjyZ80— 平原こうや (@HIRAHARAKOUYA) March 6, 2025
引用元:平原こうや のX
7月の参議院選挙をしっかり見据えてのことだったようです。
現状、少数与党の自民党は否定的、他の野党は肯定的なのですが、国会の仕組みに問題があったようです。
議論の流れとして、国会に議題を提出し衆議院で議論し、それを参議院でも議論をします。
そして決まらなければ両議院で再度協議するという流れになります。
もしここで否定されれば、この法案は今後議論できなくなるということでしょう。
ならば時期を改めて、7月の参議院選挙のあとのほうが確実に法案を通すことができるという読みでした。
深い、流石に深いと思いました。
少数与党から野党への転落も
与党と言われている自民党ですが、裏金問題や天下りの問題、税金の使い方など、
昭和、平成の時代はわからなかったことが明るみになって来ています。
SNSの進化によって情報は確実に国民の元に届くようになりました。
今年7月には参議院選挙があります。
今、現状では与党と呼ばれる自民、公明合わせて議席数が137席あります。
全議席数が248議席なのでギリギリ過半数を確保しています。
しかし今後7月の参議院選挙では現状、国民の声が届かない与党に対して国民からは意見がありそうです。
2009年の再来となるのか、気になるところです。
まとめ
今回、国民民主党が声を大にして進めてきていた
ガソリンの暫定税率の廃止について、
維新の会の吉村代表が否定をしました。
5党が賛成していれば法案が提出できたと思います。
しかし今の国会ではねじれ国会になっているので
衆議院で可決しても参議院でひっくり返される可能性がありました。
吉村代表は確実に法案を通す為にはどうすればいいかを考えて、
今回は見送ったということでした。
今の国会は与党の為の国会になっているように思います。
政治家が集まった税金をいかに使いやすいものに変えていくことを考えて政治が行われているようです。
最近、「働いたら負け」とか何かをしたら、
罰金のように税金が取られる世の中になっているように感じます。
政治家は相続税など優遇されて、国民からは搾取されるような構図が顕著に感じられます。
そういった世の中を変えてくれるような、未来を迎えられる政治をして欲しいと思います。
7月以降、ガソリン代が下がることを期待したいと思います。