福岡ソフトバンクホークスの正捕手である甲斐拓也選手が国内FA権を行使するのではないかということが明らかになりました。
移籍先として注目されているのは巨人で、阿部慎之助監督の下でのプレーが期待されています。
同時に巨人の大城卓三選手も国内FA権を行使すると「事実上のトレード」の可能性も噂されています。
詳しく調べてみたいと思います。
追加情報!
西日本新聞社によると、甲斐拓也捕手が巨人に移籍することを固めたと報道しました。
背番号は「10」。阿部監督が現役時代につけていたものを継承するようです。
FA宣言から決定まで長かったですが、考え抜いた上での決断だと思います。
頑張れ!九州男児!
甲斐拓也選手はFA権行使する!
プロ野球ソフトバンクの甲斐拓也捕手(32)が国内FA権を行使する可能性が高まっていると複数のメディアが2024年11月12日に報じました。
甲斐選手から「明日(13日)、球団に行ってお話しします」とコメントがあり、国内FA権の行使をするのではないかと思われます。
FAの申請期限は13日に最終日を迎え、申請書類を提出するという。
大分県出身の甲斐は、2010年育成ドラフトでソフトバンクに6位で指名され入団しました。
2017年シーズンから1軍に定着し、その強肩から「甲斐キャノン」の愛称でファンに親しまれていました。
6年連続でゴールデングラブ賞を受賞し、その守備力とリーダーシップでチームの中心選手としての地位を確立しました。
ソフトバンクの正捕手としてプレーする傍ら、日本代表としても活躍しました。
2019年WBSCプレミア12、21年東京五輪、23年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にそれぞれ出場し、主力としてチームに貢献しています。
2024年シーズンは119試合に出場し、チームはリーグ制覇を果たしたものの、日本シリーズでセ・リーグ3位のDeNAに対戦成績2勝4敗で敗退し、日本一を逃しました。
ソフトバンクホークスとしては正捕手の流出を防ぐために、宣言残留を認める球団は複数年契約を提示するなど全力で慰留に努めることが予想されます。
獲得したい球団がどういった契約内容を提示するのか?また甲斐選手の希望する環境で野球ができるのか?が契約の分かれ道になると個人的には予想します。
移籍先は巨人か!?
移籍先の候補球団は複数あるようです。
巨人、阪神、中日、などそれぞれの球団の有力捕手がFA権を所有している為、一人が宣言すれば、当該球団にポジションが空くことで実質トレードのような動きを見せることも注目されています。
特に巨人は、甲斐選手の獲得に向けて本格的に動くと見られています。捕手の強化を目指す中で、甲斐選手の実績と能力は非常に魅力的です。
今季は大城卓三選手を中心に岸田行倫選手や小林誠司選手の併用が行われましたが、正捕手が固定されていない状況が続いていました。
甲斐選手が加わることで、チームの捕手陣は大幅に強化されるでしょう。
阪神も甲斐選手の獲得に向けて動く可能性が高いです。捕手の補強は急務であり、甲斐選手が加わることでチーム力の向上が期待されます。
特に、2023年に日本一を経験した阪神は、さらなる戦力強化を目指しており、坂本誠志郎選手のFA権行使も影響を与える要因となるでしょう。
また中日も甲斐選手の動向に注目しており、捕手市場が大規模なシャッフルを迎える可能性があります。
甲斐選手のFA権行使は、他の捕手たちにも影響を与え、各球団が新たな戦略を練るきっかけとなるでしょう。
中日は、捕手の補強が急務であり、甲斐選手の獲得が実現すれば、チーム全体の競争力が向上することが期待されます。
特に巨人ファンが反応しXでは「巨人甲斐拓也爆誕か」「甲斐拓也FA宣言したか... 巨人いくの?」「巨人側としては大城残留した上で甲斐拓也をFAで獲得できたら割と理想」などのコメントがありました。
実際このクラスの選手が国内FA権を行使して他球団に移籍すると今までの勢力分布図が分からなくなりそうですね。
すべては明日、決着します。
移籍後の影響と展望
甲斐拓也選手の移籍は、福岡ソフトバンクホークスにとって深刻な戦力ダウンをもたらす可能性があります。
彼はこれまでにベストナイン3回、ゴールデングラブ賞6回を受賞しており、パ・リーグを代表する捕手としての地位を確立しています。
今シーズンも成績を向上させており、チームの中心選手としての役割を果たしてきました。彼の移籍が実現すれば、ソフトバンクはその穴を埋めるのが難しくなるでしょう。
2024年パ・リーグ制覇していますが、来年はそれすら危ぶまれる状況になることが安易に予想されます。
チームとしては正捕手の流出はなんとしても避けたいことだと思います。
甲斐選手がもしも移籍する場合、SNS上では読売ジャイアンツファンが加入へ期待しています。
大城卓三FA宣言しろ‼️
大城卓三は巨人から出ていけ‼️
甲斐拓也は巨人に必要‼️
— 巨人ファン代表(G党)🐰🔥 (@qbEig83BmT9911) November 11, 2024
引用元:巨人ファン代表(G党)さんのX
巨人甲斐拓也 pic.twitter.com/KXB9vyCVY9
— チーム山本泰寛 (@TS_yg_cigar) November 12, 2024
引用元:チーム山本泰寛のX
彼の強肩と守備力は、巨人の捕手陣にとって大きな戦力アップとなるでしょう。
巨人は今季、捕手の固定ができず苦しんでおり、甲斐選手の加入によりその問題が解決される可能性があります。
セ・リーグは制覇しましたが、正捕手が固定されないとチーム力自体が安定せず、連覇を目指す足枷になることが考えられます。
ファンの間でも「移籍なら巨人一択」との声が多く、彼の存在がチームの戦力を一層強化することが期待されています。
甲斐選手のFA権行使は、FA市場全体に大きな影響を与えると考えられています。
彼のようなトップクラスの捕手が市場に出ることで、他の球団も動き出す可能性が高まります。
出場機会の減少に不満を抱えている彼が移籍を選択する場合、他の選手たちも同様の理由で移籍を考えるかもしれません。
これにより、FA市場は活性化し、選手の移籍が相次ぐ可能性があります。
今後の発表に期待したいと思います。
まとめ
今回、福岡ソフトバンクホークスの甲斐拓也選手が国内FA権を行使するのではないかというニュースがありました。
育成ドラフト6位から支配下選手に上り、2017年から1軍に定着しました。
バッティングは今1つのところではありますが、守備においては6年連続のゴールデングラブ賞を受賞し、高いリーダーシップでチームを引っ張っていく力のある選手です。
そんなキャッチャーがチームにいるのといないのでは、大きく勝利が変わってくると思います。
甲斐拓也選手の国内FA権については明日、11月13日に結論が出ます。
本人が出した決断で、納得のいく野球人生を送って欲しいと思います。
今後の活躍、動向を見守りたいと思います。
追加情報
11月13日に福岡ソフトバンクホークスの甲斐拓也捕手が国内FA権を行使しました。
甲斐選手は「一度きりの権利だし、自分の野球人生においてこのタイミングだなと。大きな決断になると思うけど、いろんな話を聞いてみたい」とコメントをしていました。
11月14日までソフトバンクと交渉しその後は他球団との交渉になります。
巨人の大城卓三捕手はFA宣言しなかったようですので今後の動向にも目が離せないです。
新たな動きがあればまた追加したいと思います。
更に追加情報
ソフトバンクとの交渉では、4年契約の最大12億円として話を受けています。
巨人に関しては、5年契約で12億以上で提示を受けているようですが、詳細は分かりません。
現時点では、全ての交渉を代理人に任せていますが、「後悔のないように選択したい。僕も代理人に全てを任せるんじゃなく、話を聞いて今後の野球人生を決めていきたい」
とも話していることから、自らテーブルに就いて判断するようです。
どこと契約するのでしょうか?
また動きがあれば追加します。
追加情報(11月25日)巨人、阿部監督からの言葉!
11月24日に福岡市内で祝賀パレードが行われました。
沿道からは残留を望むこえが多く聞かれていました。
その声に甲斐選手は「パレードでそう言っていただいたファンの方も多くいた。選手としてはすごくうれしい言葉」と鷹党への感謝を示しました。
交渉について、一部報道では一騎打ちの構図にある巨人の阿部監督が獲得に向けて直接交渉の席につくと言われています。
巨人で長年、扇の要を守り続けた偉大な先輩からの「絶対的な司令塔」という言葉が飛び出すほどのラブコールがありました。
これに甲斐選手は「素直にうれしい。捕手は重要なポジションだと思うし、司令塔という言葉を使われて、ああいうふうに言っていただいたのはうれしいことです」
と率直な心境を明かし、交渉の席には自ら参加し、話を聞くこととしています。
どうなるのかは、本人次第になってきている感じがしますね~。
優勝常連球団とはまた違う常勝球団の雰囲気も味わってみたいのでしょうか?
プレッシャーは爆上がりしそうですね。育成からの叩き上げですから、エリートとの違いを感じたいのでしょう。
追加情報
元巨人・高橋尚成が自身のYoutubeチャンネルで巨人の小林捕手との「人的補償」トレードについて解説をしていました。
巨人の小林捕手はメジャー移籍の菅野智之投手の「専属捕手」として活躍していたが、菅野がメジャーに行くことでその役割を外れることが予想されると解説したうえで、もしソフトバンクに行った場合、パ・リーグがDH制があるので、守りをするだけでも十分チーム貢献ができるのではないかと言っていました。
確かにピッチャーにも合う、合わないはあると思いますのでそういった使い方をすることもできるということです。
そこだけ聞くと、巨人・甲斐拓也もあるのかと思ってしまいますね。
どう、落ち着くのでしょうか?移籍問題は本人の意思だけが判断材料ですので見守りたいと思います。