今年もあと残すところ2ヶ月を切りました。
11月5日、「現代用語の基礎知識 選 2024ユーキャン新語・流行語大賞」ノミネート30語の発表がありました。
この中から今年の出来事を集約する「大賞」の発表が12月2日にあります。
今回はそこにノミネートされた30語を独断と偏見で解説したいと思います。
ノミネートされた30語は?
・アサイーボウル
・アザラシ幼稚園
・インバウン丼
・裏金問題
・界隈
・カスハラ
・コンビニ富士山
・侍タイムスリッパー
・初老ジャパン
・新紙幣
・新NISA
・ソフト老害
・トクリュウ
・南海トラフ地震臨時情報
・猫ミーム
・はいよろこんで
・8版出口
・はて?
・BeReal
・被団協
・50-50
・ふてほど
・Bling-Bang-Bang-Born
・ブレイキン
・ホワイト案件
・マイナ保険証一本化
・名言が残せなかった
・もうええでしょう
・やばい、かっこよすぎる俺
・令和の米騒動
ざっと見た感じで「コレ何のことだった?」というような言葉もありますが、
この中から年間大賞とトップ10、選考委員特別賞の選考があります。
- アサイーボウル: アサイーのスムージーをシリアルなどとともにボウルに盛りつけたもので、ブラジル発祥でハワイで人気が拡大。日本では再流行中です。
- アザラシ幼稚園: オランダにある負傷したアザラシを保護する施設で、ライブ配信が話題になりました。
- インバウン丼: 訪日外国人向けの高級海鮮丼の俗称で、ネット上では「ぼったくり」との声もありますが、日本人客も多く利用しています。
- 裏金問題: 自民党内での政治資金パーティーに関する不正問題で、政治資金規正法違反が指摘されています。
- 界隈: 地理的な範囲を示す言葉から、共通の人々を指す意味に変化しました。
- カスハラ: カスタマー・ハラスメントの略で、顧客による理不尽なクレームや嫌がらせを指します。
- コンビニ富士山: 富士山を背景にしたコンビニでの撮影スポットが人気ですが、観光客によるマナー違反が問題視されています。
- 侍タイムスリッパー: 自主制作の時代劇映画が話題になり、全国上映へと広がりました。
- 初老ジャパン: パリオリンピックで銅メダルを獲得した馬術チームの平均年齢が41.5歳だったことから名付けられました。
- 新紙幣: 2024年から20年ぶりに新紙幣への切り替えが行われます。
- 新NISA: 個人投資の税制優遇制度NISAが改正され、新たな投資枠が導入されます。
- ソフト老害: 年上と年下の間に立つ人が、自分の行動が老害と見なされることを自覚する状態を指します。
- トクリュウ: 匿名性の高い犯罪グループを指し、SNSなどで集まった実行役による犯罪が増加しています。
- 南海トラフ地震臨時情報: 地震発生時に気象庁から発表される注意喚起情報です。
- 猫ミーム: ネット上で流行する猫関連の画像や動画を指し、特にTikTokで人気があります。
- はいよろこんで: マルチクリエイターによる楽曲で、社会的な生きづらさをテーマにした内容です。
- 8番出口: 個人開発のゲームで、プレイヤーは無限に周回する地下通路から脱出する必要があります。
- はて?: NHK連続テレビ小説『虎に翼』で主人公が発するセリフとして注目されています。
- BeReal: フランス発の写真共有SNSアプリで、無加工の写真投稿が特徴です。
- 被団協: ノーベル平和賞を受賞した原爆被害者団体「日本原水爆被害者団体協議会」を指します。
- 50-50: 大谷翔平選手が達成した新記録で、同シーズンにホームラン54本と盗塁59回を記録しました。
- ふてほど: TBS系ドラマ『不適切にもほどがある!』から生まれた言葉です。
- Bling-Bang-Bang-Born: ヒップホップユニットCreepy Nutsの楽曲で、ダンス動画でも話題になりました。
- ブレイキン: パリオリンピックで採用されたブレイクダンス競技を指します。
- ホワイト案件: SNS上で募集される仕事情報において、「ブラック」ではないことをアピールする際に使われます。
- マイナ保険証一本化: 健康保険証の新規発行停止とマイナ保険証への移行について議論されています。
- 名言が残せなかった: パリオリンピック女子やり投げ金メダリスト北口榛花選手の発言です。
- もうええでしょう: Netflixドラマ『地面師たち』から生まれたセリフです。
- やばい、かっこよすぎる俺: パラリンピック金メダリスト小田凱人選手の発言です。
- 令和の米騒動: 全国的な米不足と価格高騰について言及されています。
こう説明をつけても今年、使った言葉かどうか分からない言葉もありました。
オリンピックイヤーだったのでオリンピックで出た言葉やスポーツで出た言葉は印象に残っています。
それ以外は「コレって今年なの?」というような言葉もありますし、「全く聞いたことがない!」といった言葉もあります。
個人的大賞予想とトップ5
私、個人的新語・流行語大賞はやはり「50-50」でしょう。
引用元:大谷翔平公式Instagram (4枚目の写真は今年を象徴している1枚だと思った)
今年は大谷翔平選手の年でいいのではないかと思います。
2月29日に結婚の発表をして、その翌日には通訳の賭博問題があって移籍1年目からどうなる?という状況でした。
しかし賭博行為に関しては問題が無く、右腕の故障のリハビリ期間ということで打者に専念するという1年が始まりました。
ドジャース2番DHで先発出場し、途中からベッツ選手の離脱後は1番DHで活躍し続けました。
そしてホームラン、盗塁を重ね、メジャーリーグで誰も到達していなかったレギュラーシーズン54本塁打59盗塁を達成しました。
切りよく「55-55」といきたかったところではありますが、やはり人のやることですので記録としては「54-59」になります。
ポストシーズンでも活躍は続き、所属するドジャースはア・リーグを制覇し、ヤンキースを下しワールドシリーズまで制覇しました。
移籍1年目の出来事です。
その間、プライベートでは信頼していた通訳はギャンブル依存症で捕まり、新居をメディアに晒され、自家用車をメディアに晒されるという苦境もありました。
それを乗り越えての今年についてはメジャーリーグの記録を塗り替える、そんな1年になったと思います。
皆さんは歴史の証人として凄い選手を目の当たりにしているのだと思いました。
それが個人的新語・流行語大賞の理由です。
あと個人的、トップ5は
- 新紙幣
- はいよろこんで
- 令和の米騒動
- 名言が残せなかった
- 裏金問題
ですね。
2024年は20年ぶりに新紙幣の発行がされて実際に新紙幣を手にした時に新たな時代が来た!ような感覚があったことを思い出しました。
はいよろこんでは、スマホの動画を見ると必ず曲として使われている印象で日常だった気がします。
などなど今年1年を言葉で振り返ると確かにいろんなことがあっていた事を思い出します。
個人的新語・流行語はさておき、2024年の新語・流行語大賞の発表は12月2日(月)です。
選考委員は6名で、金田一秀穂氏、辛酸なめ子氏、パトリック・ハーラン、室井滋、やくみつる、『現代用語の基礎知識』大塚陽子編集長です。
今年の締めくくりとも言える大賞の発表を心待ちにしたいと思います。
まとめ
今回、11月5日に「現代用語の基礎知識 選 2024ユーキャン新語・流行語大賞」ノミネート30語の発表がありました。
あっという間の1年のように感じましたが、言葉で振り返ると色んなことがあったことを思い出しました。
今年を振り返る上で締めくくりとも言える大賞の発表は12月2日ですので心待ちにしたいと思います。
2024年の新語・流行語大賞決定!
今年の新語・流行語大賞の発表がありました。
流行語大賞は「ふてほど」でした。
今年のはじめ、1月のドラマからの選出はまさか!でしたね。
今年も色んな言葉が世の中に出回りました。
今年もあと残すところ1ヶ月を切っています。
今年中にできることはサッサとやってしまいましょう。